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- ロンドン大学で授業を受けてきました!
メイガス国際法務事務所の加藤です。先日、機会があってロンドン大学にいってきました。 具体的には、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS:University of London The School of Oriental and African Studies)、キングス・カレッジ・ロンドン(KCL:King's College London)、ユニバーシティ・カッレジ・ロンドン(UCL:University College London)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE:London School of Economics and Political Science)といった、ロンドン大学に構成されている大学や、研究機関であるChatham House、さらに政府機関であるMI6を見学してきましたので、今回はその様子を振り返りたいと思います。 左:ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス 中:英国秘密情報部 MI6の庁舎 右:チャタムハウス・ルールでおなじみChatham House 今年の2月、私は人生で初めて英国に渡航してきたのですが、「英国はご飯がおいしくないし、寒いし、すぐ暗くなるから気が滅入るよ。」と周りから聞いていたので、実はちょっとだけ覚悟を決めて行ってきました。でも、いざロンドンに到着してみると、人が忙しそうに歩いていたり、大学や政府機関が街に溶け込んでいたりと、なんだか東京に似ているなあと安心しました。短期間の滞在だったからか、気が滅入らなくてよかったです。 訪問した大学は、ロンドン大学を構成しているという共通点があっても、各大学によって方針が異なるため、大学ごとの歴史や雰囲気が感じられて面白かったです。 例えば、SOAS(ロンドン大学東洋アフリカ研究学院)は地域研究に特化した研究機関であり、かつては植民地に派遣する行政官を育成する学校であったようです。ただ、私が訪れた時は、学校の建物にレインボーフラッグが掲げられているなど、解放的な雰囲気を感じました。 SOASには、授業を聴講するために行ってきたのですが、Professor Terry Sicularによる「Is China's Urban-Rural Income Gap Still Relevant?」というテーマの中国研究院の授業では、中国の人口構造が変化したことや都市部への人口流入が加速することで発生する居住状況を議論し、教育と所得の相関関係を分析する内容になっていました。授業も質疑応答も全部英語で行われるのには不安な気持ちもありましたが、なんとか乗り越えられてよかったです。 セミナーの後は、大学の中にあるパブで休憩してビールを頂きました。 それに対してKing'sの場合、イングランド国教会の伝統に基づいて設立され、1829年に国王から王立憲章を授与された歴史があります。また、専攻には医学や法学などの学術領域がり、War Studiesでも有名です。この二文からでも、なんとなく想像ができるかもしれませんが、大学の建物には重厚感があり、自由なSOASとはまた違った、厳かな雰囲気を感じました。 ちなみに、背筋が伸びるような気持ちでKing'sを歩いていたところ、物価の高いロンドンにもかかわらず、King'sのステッカーが1ポンドというお買い得価格で販売されているではありませんか!即決で購入し、自分へのお土産になりました。 最後に、大学の話ではありませんが国際関係の話として、ロンドンの街を歩いていて、ウクライナの国旗を掲げている建物をいくつか見かけました。私が見かけたのは、ウクライナ以外の大使館やUCLのSchool of Slavonic & East European Studiesの建物にかけられているウクライナの国旗で、これは日本で見かけない光景でしたので記憶にも残っています。 UCL School of Slavonic & East European Studiesの建物に掲げられたウクライナの国旗
- 副官業務の研修って?
先日、弊所海事顧問の登米先生から、所内向けの教育として副官業務に関するご講話を頂きました。 副官とは、陸海空の自衛隊に存在するお仕事の一つであり、指揮官を補佐し、指揮官の庶務を司るとされています。登米先生は、過去に副官の職務をご経験されているため、今回は、副官の業務内容や副官時代のエピソードをお伺いすることができました。 副官業務とは? 副官は、指揮官に同行して指揮官のスケジュール管理を遂行することがあれば、掃除や靴磨きなど、日常の業務を支援することもあるそうです。それに加えて、来客・電話対応やスケジュール・会食の調整、資料等の作成、情報収集・報告、会議のロジなども、副官が担当する範囲になるとのことでした。 このように広範囲な業務を担当する副官業務でありますが、その中には「してはいけないこと」「すべきでないこと」もいくつかあるようです。個人的に最も印象的だった、副官業務で「してはいけないこと」「すべきでないこと」は、通訳業務です。民間企業などの秘書とは異なり、副官は、どれだけ言語ができたとしても、通訳をしてはいけないのだそうです。その理由としては、相手の発言に対して、万が一にも誤訳をしてしまった場合には、政治問題に発展してしまう可能性があるため、専門の人に任せるべきだから、と教えて頂きました。 メイガスでは、どうして副官業務を勉強するの? 自衛隊の副官と民間企業の秘書は似ているようで色々と異なる点があります。民間企業の秘書は、(キャリア的に)将来的に自分に秘書がつくことはありませんが、自衛隊の副官は将来的に自分が出世して副官がつくことは当然想定されています。副官業務は、将来的に自分が指揮官になる前に見聞を広めて、指揮官の仕事を間近でみるための勉強の機会にもなっています。 弊所の秘書業務はどちらかといえば自衛隊の副官業務に近く、プロの秘書になることを目指すのではなく、むしろ秘書業務を通して「自分だったらどうするか」「上司はなぜそうしたのか」を上司の近くで学び続けるように言われます。そのため、今回は自衛隊の副官業務の研修をお願いしたという次第でした。 弊所の若手職員にとって、副官業務での気づかいのポイントやその対応の仕方は、特に学びとなる箇所でした。会食の目的に応じた飲食店や宿泊施設の選び方と注意点など、今日から役に立つような内容ばかりで、上司に対して日々の秘書業務を遂行するときや、外部の方に対する接遇業務を遂行するときに助かる内容をたくさん教えて頂けました。 また、上司から「うまくやっといて」といった漠然とした指示をされるとちょっと困ってしまいますが、そのようなときには遠慮なくコミュニケーションをとるべきなど、社会人として重要なことも教えて頂きました。 職員の感想 「副官業務とメイガスの接遇業務・秘書業務には重なる部分があるため、今回のご講話は大変勉強になりました」 「生々しい貴重なお話をお伺いできて、とても勉強になりました。明日から役立つ内容ばかりでした」 「上司の立場として、秘書業務についてくれている部下に『ワシにあれこれ説明さすな。なんもかんもうまいようにやれ』などと丸投げ指示をしてはいけないなと改めて思いました」
- メイガスの法務顧問業務とは?
行政書士法人メイガス国際法務事務所では、貿易・技術・安全保障分野の許認可対応に特化した顧問契約を様々な企業様と締結しております。 今回は就活生向けに、弊所代表の大沢へのインタビュー形式で、弊所の顧問業務がどのようなお仕事なのかをご説明します。 職員:そもそも顧問業務って何をするんですか? 大沢:事務所により様々ですが、弊所の場合は「サブスクのかかりつけ」といえば実態に近いかと思います。私たちは、いつでも気軽に許認可周りを相談できる相手になれることを目指しています。 職員:単発でのご相談と、顧問先の方からのご相談だと、どっちの方が多いですか?また、どちらの方が相談対応が難しいですか? 大沢:弊所の場合は、8対2くらいで顧問先の方からのご相談の方が多いです。これは弊所職員の働きやすさやという点からは、とても良いことだと思います。いつもお話している気心の知れた方からご相談を頂くのと、初対面の方からご相談を頂くのでは緊張度も違いますから。あと、相談者様の企業文化や取扱商品など、相手のことを知れば知るほど、こちらとして有意義なアドバイスがしやすくもなりますしね。 職員:顧問先からのご相談はどのような内容が多いですか? 大沢:うちの職員なら誰でも答えられるような簡単な内容もあれば、誰もが回答に困るような複雑で難しい内容もありますし、通関事故や製品事故の緊急相談もあれば、数年先を見越しての相談もあります。本当に千差万別で様々です。 分野で言えば、やっぱり外為法や電安法などの、安全保障・貿易・技術分野のご相談が多いですね。 逆に聞きたいんですが、メイガスに入って「こんなことまで相談されるんだ!」とか驚いたことはありますか? 職員:それこそ技術分野でいえば、電気用品安全法や電波法の許認可の話から派生して、エンジニアの方から「どう設計変更したら許認可取れますか?」と、家電製品の回路図やCADを見せながらご相談頂いたときは驚きました。確かに許認可の話だけどそこまでご相談頂くんだなあと。 しかも、そんな相談に対して先生がスラスラと図面を指さしながら答えられたので、もう一度驚きました。「ここにフェライトコアをかませて…」とかなんとか説明されていましたが、当時、私はメイガスに入って一ヶ月くらいだったので、技術用語ばかりでよくわかりませんでした。なんであんなに色々知っているんですか? 大沢:かつて勉強したからです。弊所では、初めて顧問契約を結ぶ企業様のために、相手型の業界の基礎知識を勉強します。例えば、私は初めてボイラー業界の企業様と顧問契約を結ぶことが決まったとき、急いでボイラー技士の勉強をして、2級ですが合格できました。また、初めてダイビング器材メーカー様と顧問契約を結んだ際は、潜水士の免許をとりました。そのときの勉強のお陰で、実際に顧問契約が始まってからも共通言語や最低限の商品知識などが入っているため、少しは安心して相談を受けることができるようになります。 基礎知識がないと、「貫流ボイラーを輸入するんだけどこのスペックなら許認可いらないですよね」と仕様書を見せられても、何がなんだかわからないですから。 職員:新しく顧問先が増えるたびに新しい分野の勉強をするというのは、かなり大変じゃないですか? 大沢:いや、むしろ楽しいです。一緒に新しい勉強をする機会を頂いているような気がして、知的好奇心を満たせて、お役にも立てるんですから。新分野、ウェルカムです!新入職員の方にとっては、勉強ばかりしてきりがないと思うかもしれませんけどね(笑)。まあ、プロファームは一生勉強ですから。 職員:同じ業界の顧問先ばかり増えれば、新しく勉強することは減りそうですね(笑)。 大沢:それはそれで楽でいいですね(笑)。過去に勉強した内容が思いがけないところで活かせるというのも楽しいですし。 ただ、実際は顧問先が増えていなくとも、顧問先企業様が新しいことを始めれば、こちらも新しい勉強を始める必要があります。 例えば私が現在顧問を担当させて頂いている某商社様から、艦船で使う電子戦装置を新しく取り扱うための許認可についてご相談を頂きましたが、私は海上無線もその妨害も詳しくないので、急いで海上無線技師の勉強をして、ついでに資格をとってきました。また、同じくそちらの商社様から、新しく量子コンピュータを取り扱われるとお伺いした際は、慌ててNICTにいって研究者の方から量子コンピュータの話をお伺いしたり、色々と素人なりに勉強をしました。 大変に聞こえるかも知れませんが、顧問先企業様の発展と成長をかぶりつきで拝見できる最高の応戦席のようなものだと思います。 職員:応援できるという気持ち、最近よくわかってきました。自分がお手伝いしている顧問先企業様の前向きなニュースが流れてくると、自社のことのように嬉しい気がします。顧問先企業様がテレビで紹介されたときは、職員全員で作業を中断してテレビを見るのも楽しいです(笑)。 大沢:知ってる人が映ると嬉しいしね(笑)。あとは顧問先企業様の商品を愛用したりも応援ですね。BtoBの顧問先が多いので、あんまり自分たちがユーザーになれる機会は多くないけれど…。私は料理が好きなので、とりあえず顧問先の調理家電メーカー様が新商品を出たら大体全部買ってます。 職員:顧問契約ってもっとビジネスライクというか、堅苦しいイメージがあったので意外でした。 大沢:そこは顧問契約を頂いている企業様のカウンターパートの方々に優しい人が多いから、そこに助けられていると思います。「顧問とはドライな付き合いで良い」とか「顧問なんて、何かあったときの緊急連絡先とか保険みたいなもんだから」という企業様も多くいらっしゃると思いますし、それ自体は何もおかしいことではないと思います。ただ、私は個人的にはせっかく御縁を頂いたんですから、仲良く仕事がしたいですし、公私ともに応援したいと思っていて、相手方もそういう優しい方が偶然多かったので、とても楽しく仕事ができています。 最近も、弊所が行政書士事務所の合同就職説明会に出展する予定があるのですが、その説明会のブースにおいて「弊所はこの企業様の顧問として、こういう商品を販売する際に必要な許認可の取得を支援し、安心安全な商品をお届けするお手伝いをしています」等とご紹介することを顧問先企業様に快諾して頂き、更には見本商品まで貸しだせるとまで言って下さいました。弊所に対するそのお心遣いがとても嬉しくて、大袈裟に聞こえるかもしれませんが感激しました。 職員:職員が休職したときは顧問先の皆さんが心配してくださったり、復職したときは喜んでくださったり、社内どころか社外でも、良い人に囲まれているなあと思います。 では、最後に顧問業務ならではのやりがいや楽しさを教えてもらえますか? 大沢:やっぱり、顧問先企業様との深い信頼関係ができてくるところでしょうか。たまに、10年近くお付き合いをさせて頂いている気心の知れた顧問先企業の方から、新会社や日本法人を設立するのでCEOやCLOになってほしいとお話を頂けることがありますが、本当に大きなご期待・信頼を頂けていることが実感できて感無量です。 また、そんなに大きい話でなくとも、普段の業務で少しずつ信頼関係を構築していく積み重ねが、毎日のやりがいとなっています。 遠方の顧問先を訪問する際、おすすめのランチ場所を教えてもらうのがささやかな楽しみです。こちらは千葉の顧問先企業様から教えて頂いた、いすみ市のおしゃれなログハウスレストラン。可愛い。
- 行政書士っていったいなに?
弁護士なら裁判関係、税理士なら税金関係かな?と、業界外の方でもなんとなく想像がつきますが、行政書士とはどういう仕事で、何ができるのかよくわからない方も多いと思います。今回は水澤が、弊所代表にインタビュー形式で、行政書士について色々と質問してみました。 そもそも行政書士ってどんな仕事? 一言で言うと行政に出す書類を作って出す人です。 例えばお弁当屋さんをやりたいなら、保健所に申請して営業許可をもらわないといけません。行政書士はその申請書類を代わりに作って、行政とそのお弁当屋さんの間に立ってスムーズに営業できるようにするのが仕事です。 左:行政書士徽章 中央:特定行政書士徽章 右:コインチョコ 行政書士に頼らず自己解決できますか? もちろん自分で申請書類等を作って自分で出す人もたくさんいます。ただ、飲食店の開業許可とか車庫証明の申請くらいなら自分でできても、戦略物資の輸出許可や医療機器の製造販売承認の申請は難しくてなかなか初めての人には難しいです。 なので、そういう仕事は行政書士に任せることもできます。 書類作成や申請はどんなものでも可能なんですか? 基本的には“行政”書士なので行政機関に出す書類が対象になります。 行政というのは中学校の公民の授業を思い出してほしいのですが、三権分立で司法・立法・行政に分かれているということを習いましたよね。ここでいう司法とは裁判所、立法とは国会、行政とは内閣です。つまり行政書士は国会や裁判所に対しての書類を作る仕事ではなく、内閣の下にある中央省庁や、地方行政(自治体)に対しての書類を作る仕事ということです。 裁判所(司法)に提出する書類は司法書士や弁護士が作成します。ちなみに立法書士という資格はありません。 さらに、行政書士であればどの行政機関でも書類を提出できるというわけではありません。 例えば、一般的に特許庁は弁理士ですし、国税庁は税理士、厚生労働省は社労士、登記所は司法書士など、省庁によって行政書士が手続きできないところもあります。 行政書士は他の士業ができないとされていること以外の全部が仕事の範囲ともいえるので、他の士業に比べて仕事の範囲が分かりづらいところもあるかと思います。 例えばほかの行政書士の先生だったら、出入国在留管理庁や市役所、都道府県庁、陸運局への手続きが多いのではないでしょうか。 正確には行政書士法とか判例を見てください。 水澤「私は理系出身で法律素人で入ってきたので、入所前は法律業っぽく訴訟とかするのかと思っていたのですが、全然違うんですよね」 そうなんです。行政書士の仕事は行政との間に立つことなので裁判所に仕事で行くことはまずないんですよね。交通事故とか離婚とかで相手方と法律的な交渉をすることも、行政書士はしてはいけません(やったら弁護士法違反、つまり違法行為です)。そもそも、行政相手の仕事じゃないですしね。 なので、うちの教育では友達とか家族から、プライベートな法律問題を相談されても法律面でのアドバイスは絶対せず、適切な士業に相談にいくことを勧めるよう教育で教えているのです。一般の方は、どれが社労士の仕事で、どれが弁護士の案件で、どれが行政書士にできることかなんてわからないので、とりあえず持ち込まれた相談に適切な相談先を教えるだけでも十分感謝されますから。 メイガスはどういう行政機関のお仕事をやるのですか? 弊所だと特に多いのが経済産業省と税関ですね。貿易法務が専門ですが、輸出入をやるとなると経済産業省と税関はまず関わってくるのです。 珍しいところでは原子力規制庁、防衛装備庁、財務省、日本銀行などもあります。 水澤「なんか物々しいですねえ」 うちは安全保障が柱ですからね。ここは事務所ごとのカラーが出るところだと思います。地域密着で市役所や県庁が多いところもあれば、入管が多いところ、国交省の運輸局(昔の陸運局)や国道事務所などの手続きが専門のところもあります。 行政書士に依頼する費用はどれくらいかかるのですか? 弊所の場合は案件によりケースバイケースなので、弊所ではやっていない飲食店開業許可をテーマに話しますね。 日本行政書士会連合会が5年に一度、報酬額統計調査の結果を発表しています。それによると、先ほどの飲食店営業許可の場合は1件5万円が一番多いようですね。 一番安い事務所は1万、一番高い事務所は20万だそうです。 基準が定められているわけでもないしサービス内容もクオリティも対応スピードも事務所によって異なるので実際値段が高いのか安いのかは判断しにくいですよね。 行政書士資格はどういう人におすすめですか? 今まで法律業界の経験や法律に関する勉強をしたことがない人が法律・法務に挑戦したいと思ったときのパスポートと言えるような資格です。 行政書士だからこそできる経験ってありますか? 雑に言うと行政書士は許可を取ってくる仕事とも言えますが、許可というのは例えば販売許可や営業許可、弊所で言うと輸出許可とか、お客さんが何か新しいことを始めるときに関われる仕事なので、色々なクライアント様の新しいスタートを応援できるというのは楽しいですね。 ちなみに所長は仕事楽しいですか? ここで楽しくないとか言えないからねえ(笑) 水澤「さすがになんかいいエピソードないですか?!」 そうですねえ・・・ クライアント様がある新しい製品を開発して販売するまでに、色々な許認可を取って色々な法律に対応する必要がありました。 例えば、電気用品安全法、電波法、食品衛生法、消費生活用製品安全法、などほかにもたくさんありました。 そのため、ときにはエンジニアの人と法令に対応するための設計変更の会議をしたり、マーケティングの方と広告文言の会議をしたり、経済産業省や総務省の担当官と会議したり様々な人と協力してやっとすべての法対応がすべて無事に完了して、製品を販売できました。 その後、街中で実際にその製品が使用されているのを見て、大きなやりがいを感じました。 行政書士とほかの士業の人(弁護士や司法書士)って仲良いのですか? ふふふ。人によります(笑) でも、弊所は様々な先生と仲良くさせていただいています。 クライアント企業様の社内弁護士の先生や、BIG4の弁護士の先生から弊所の得意分野について相談を受けたり、仕事で関わることも多いですしね。 仕事が終わった後も、税理士や司法書士など、他士業の先生と飲みに行ったりしますよ。 では最後に、学生におすすめの士業の資格はなんですか? 公認会計士
- メイガスの該非判定業務とは?
該非判定とは? 谷垣:そもそも、日本から貨物を輸出したり、海外に技術を提供しようとする場合に、何でも好き勝手に送っていいわけではありません。極端な例を出すと、日本から核兵器を輸出したり、核兵器の作り方を海外に教えるというのは、非常にまずい気がしますよね。そういう風に、好き勝手送るべきではない貨物・技術の一覧が日本にはあり、輸出令・外為令・貨物等省令などが規制リストとなっています。 これらのリストには、大量破壊兵器はもちろんですが、兵器自体でなくとも、兵器を製造できるような工作機械や、兵器の部品や付属品、軍事転用可能な貨物、戦略物資・軍需品など、様々なものが掲載されています。実際のリストを見る際は、輸出令や外為令の別表や、貨物等省令を見ることになりますが、これらを経産省がまとめてマトリクス表として公表しています。エクセルファイル形式で、以下のURLから誰でも無料でダウンロード可能です。 経済産業省Webサイト 貨物・技術のマトリクス表 https://www.meti.go.jp/policy/anpo/matrix_intro.html そして、該非判定とは、輸出を行おうとしている貨物や技術が、それらのリストに掲載されているか否かを確認する作業です。 確認した結果は、該非判定書という書類にまとめます。もし該非判定結果が輸出規制に非該当であれば、非該当証明書も発行します(書式は定められていないので、該非判定書と非該当証明書の両者を兼ねる書類もよくあります)。 該非判定の結果、規制に該当する(リストに掲載されている)とわかれば、経済産業大臣の許可がないと輸出できません。許可を取得するためには、申請の準備や審査の期間も考慮しなければなりませんので、輸出したいタイミングから逆算して予め該非判定を行う必要があります。 該非判定書のサンプル(書式は一例) 該非判定はどのように進めますか? 谷垣:基本的にはメールベースでお客様から仕様書やパンフレット、URLなど、製品の資料を提供してもらい、不明な点は都度依頼者に確認しながら進めていきます。 ただ、中古品や試作品のため製品資料が無い等の場合は、お客様の倉庫に出向いたり、弊所に送ってもらったりするなどして現物を直接確認することもあります。実際に製品を分解し、搭載されている集積回路の型番等まで確認したりすることもあります。 該非判定書は誰が作る?作るのは難しい? 谷垣:一般的にはメーカーや輸出者、商社が作成することが多いです。ただ、あくまでも該非判定を行わなければならないのは輸出者ですので、誰が該非判定書を作成していたとしても、もし問題が起きた際は輸出者の責任になります。また、該非判定書を行政書士が作成することもあります。 行政書士は、該非判定の結果、輸出許可が必要となった際に、許可申請だけを行っていると思われることがあります。しかし、「事実証明に関する書類」や「官公署に提出する書類」の作成は、行政書士法において行政書士業務として認められていて、該非判定書の作成はこれらにあたります。 また、該非判定書を弊所で作成する以外にも該非判定には様々な関与方法があります。 例えば、弊所のクライアント様が該非判定を行う上で、判断に迷った際にご相談頂いたり、他社が作成した該非判定書を弊所で確認することもあります。セカンドオピニオンみたいですよね。そして、実際に誤りを発見することもあります。メーカーの作成したものでたまに見受けられるのは法令解釈の誤りで、外部団体が発行したものは製品知識不足による誤りをみかけることがあります。 大沢:実際の事例として、フェイクをいれて説明しますけれど、メーカーが音響機器を輸出したいので該非判定を他社さんに依頼して、非該当ということになったんですけれど、税関で輸出規制にひっかかるものではないか?と疑念を抱かれて止められてしまって、弊所にご相談にいらしたことがありました。 で、実機と資料を弊所が拝見すると、音響機器に暗号通信機能が搭載されていたんですね。実はその音響機器は見た目こそ普通ですが、政府首脳や要人が使う際に無線を盗聴されないように、暗号化されていたんです。そして、メーカーさんがそれを該非判定依頼時に伝えていなかったのです。 法的には輸出者に責任がありますが、実際問題として輸出案件がほとんどないメーカーからすると、そういった知識が不足していて、輸出に際して非該当証明書が必要と言われたから依頼したものの、どういう規制の趣旨かわかっておらず、該非判定依頼に際してどのような機能を搭載していることを伝えるべきかわからないという実態もあります。 また、その時に該非判定を行われた業者のヒヤリング不足もあり、暗号機能を搭載していることを知らなかった。おそらく当時の業者さんは「普通の音響機器だと聞いてたからその通り判定したよ。そんな特殊な機能があるなら言っておいてよ」と思っているかも知れません。 弊所ではそのような事態に陥らないよう、製品理解を重視しています。仕様書やパンフレットをお送りいただいたり、製品の使い方や使用場面、類似製品との違いや技術的な優位性などについても色々とお伺いしながら、該非判定を行っています。 谷垣:製品理解が一番むずかしいですよね。仕様書をサッと拝見して理解できるようなものであれば困りませんが、多くの場合はメーカーや商社でも社内で対応することが難しいため弊所にご依頼頂いていますので、「この製品がどういうものか?そういう原理でその機能を実現しているのか?」ということを理解する段階から難しい複雑な製品も多いです。内心、(何なのよこれ~)ってよく呟いています。 大沢:わかる。原子力関係の貨物とか、医療機器とか、どういう原理で、一体何ができて、何がすごくて、どういう部品を搭載してるとか、把握するのが本当に大変です。 なのでまず我々に基礎知識がないと、個別の製品についてご説明を頂いてもわかりませんから、潜水機材を輸出する際は潜水士免許をもつ行政書士が担当したり、防衛装備品の該非判定をする際は実際に自衛隊の施設に訪問して部隊研修を受け入れて頂き、隊員の方から装備品について説明を受けたり、複雑なネットワーク機器を輸出する際は、通信担当の技術顧問(大手通信インフラ会社のネットワークエンジニア)に相談して教育を受けたり、日々研鑽しています。 また、法令知識は最も重要です。弊所のクライアント様には、防衛装備品商社や防衛装備品メーカーなど、防衛産業の方々もいらっしゃいますので、非常に高度かつ難解なご質問を頂くこともありますが、リスト規制の元となる輸出管理レジームの規制リストの記載ぶりなども確認して対応しています。 輸出管理レジームとは? 谷垣:輸出規制は我が国が独自に実施しているものではなく、我が国を含めた主要国が、国際輸出管理レジームに参加し、各国で歩調をあわせつつ輸出規制品目を決定し、それぞれの国の国内法に落とし込んでいます。複数国で同様の輸出規制を設けることで迂回輸出スキームを封じることに繋がるためです。 よって、輸出したい貨物が日本の規制リストの対象となるか不明な場合、そもそも日本で輸出が規制されるに至った経緯を調べることも必要ですが、その際は国際輸出管理レジームの原文を読んだり、検討過程を調査し、日本法と比較しています。 日本は主に、国際輸出管理レジームとして、NSG(原子力供給国グループ)、AG(化学兵器・生物兵器に関するオーストラリア・グループ)、MTCR(大量破壊兵器の運搬手段であるミサイルに関する輸出管理レジーム)、WA(通常兵器に関するワッセナー・アレンジメント)の4つに参加しています。 外務省による説明ページ ・NSG https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaku/nsg/index.html ・AG https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bwc/ag/gaiyo.html ・MTCR https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/mtcr/mtcr.html ・WA https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/wa/ ただ、あくまでも国内の事業者に適用されるのは日本の外為法ですし、レジームとの相違点や、日本の独自規制もありますので(特に北朝鮮制裁、ロシア制裁など)、なんとも回答しがたい場合は輸出管理を所管している経産省に照会し、解釈を求めることもあります。 難しくて記憶に残る案件はありますか? 谷垣:いつも難しいですけどね!でも記憶に残ってるという点では、私が初めて担当した該非判定のフェーズドアレーアンテナでしょうか。入職当時は理系はさっぱりで、当時は一般家庭などにも設置されている八木アンテナとフェーズドアレーアンテナの違いも分かっておらず、ずっと製品資料、規制リストと交互ににらめっこしていました。今ならちゃんとできる自信がありますし、むしろ簡単な案件とすら思えますが、入職当時は難しすぎて上司が巻き取ってくれたのを覚えています。 あと、入職当時は規制文言がややこしくて苦労したのも覚えています。例えば、貨物等省令の下記文章、皆さんさっと読んですぐに理解できますか? 【イ 対称アルゴリズムを用いたものであって対称鍵の長さが五六ビットを超えるもの又は非対称アルゴリズム(アルゴリズムの安全性が次の(一)から(六)までのいずれかに該当する困難性に基づくものに限る。以下この号において同じ。)を用いたものであって、データの機密性確保のための暗号機能を有するように設計し、又は改造したもの(当該暗号機能を使用することができるもの(当該暗号機能が有効化されているものを含む。)又は安全な仕組みの暗号機能有効化の手段以外の手段で暗号機能を有効化できるものに限る。)のうち、次の(七)から(十)までのいずれかに該当するもの((十一)から(二十)までに該当するものを除く。)】 大沢 そんなにわかりにくいですか?確かに、二重括弧の使い方はちょっと分かり難いけど、単に暗号の理解が足りていなかっただけでは? 谷垣 ひ、ひぃ~ん…😭このコラムをお読みの方で誰か私の味方になってくれる方はいませんか? 通関事故に接する機会はありますか? 谷垣:まず初めに断っておきますが、弊所で作成した該非判定書が原因で通関事故が起きたことはもちろんありません。 他方で、通関事故が起きてから弊所にご相談頂くケースはあります。該非判定書を作成していなかった、よく分からないまま適当に作成していた、等の理由で弊所に該非判定書の作成をご依頼頂く等です。 また、通関事故をきっかけに税関による事後調査や経産省による事後審査に繋がることもあります。事後調査や事後審査は簡単に言えば、過去の輸出案件が適法に行われていたかを確認するものです。なので、過去の輸出時に該非判定書を作成していなかった場合などは、過去の輸出当時に施行されていた法令に遡って該非判定書を作成するようなケースもあります。 尚、事後調査はランダムで行われることもあります(当局より怪しまれていなくとも受ける可能性があります)。実際に弊所の顧問先もこのランダムな事後調査を受けたことがあります。その際は私も事後調査対応の支援を行いましたが、無事に指摘事項無く終了し、顧問先のカウンターパートの方々と、弊所職員一同が安堵しました。 それから何年も経ちますが、当時のカウンターパートの方と再会した際は、今でも「あの時は緊張しましたね~!」と話題になります。 意外と弊所側も緊張してるんですね! 谷垣:そりゃします!ある時、私が上司と車で移動していると、「◯◯税関の輸出事後調査部門からお電話がありました」と受付の職員から連絡が入りました。 輸出事後調査部門とは、不正輸出など、貿易関係の不正が疑われる際に来られる部門です。心当たりがなくても警察からの突然の電話はドキドキしますが、あれと同じです。 その時、私と上司は客先からの帰り道で、事務所に戻ったらいただこうと少し奮発した北海三昧弁当(いくらやウニ、カニ、ホタテなどがてんこ盛りのめっちゃおいしそうな海鮮丼)を購入した直後で、大変ワクワクしておりましたが一変、車内は緊張に包まれました。 事務所に戻りすぐに電話を折り返すと、我々が何か疑われているわけでは全くなく、我々に対する調査協力のお願いだったとわかりました。我々がやらかしたわけではないということが分かり、安心しましたが、寿命は間違いなく縮んだと思います。 大沢:税関の方はご丁寧に、「驚かせてすみません…」と言って下さいますし、我々が臆病すぎるだけかもしれません(笑) 弊所の該非判定に関するWebページ
- メイガスの運転業務とは?
弊所ではクライアント様や、外部協力者の方、事務所役員などを自動車で送迎することがあります。今回は運転業務について詳しく見ていきます。役員運転手のように専属の人がいるわけではなく、運転が得意で、車が好きな人が担当します。 今回は弊所で最も運転業務を担当している谷垣に、メイガスの運転業務について聞いてみました。 左:東京本部役員車 右:関西本部役員車 どういう人を、どこに送迎するの? 送迎対象者は、クライアント様や外部の協力者等のお客様、弊所の代表などが挙げられます。 まず、クライアント様と一緒に行政機関や大使館等へ打合せに行く際など、同行する必要がある場合に送迎を行うことがあります。例えば、クライアント様と一緒に霞が関に行く際は、弊所東京本部で打ち合わせをした後、弊所にて乗車してもらうこともあります。 また、外部の協力者を接遇業務の一環として送迎することも多いです。例えば、会食が行われる料亭やホテルまでの送り迎えや、或いは遠方からお越しの場合は新幹線の駅や空港までお迎えに上がります。 ただ、やはり一番機会が多いのは弊所の代表を送迎することかと思います。例えば、出張時に空港まで、顧問先企業様の地方工場まで、式典が行われる迎賓館まで、といった場面が多いです。元々は代表のみを会食会場に迎えに行く予定だったものが、急遽、外部のお客様も同乗されるということもあるので、気が抜けません。 車の上座、下座はどう決まりますか? 弊所では、お客様を送迎する際は、運転席の後ろを上座としています。マナー云々、というのもありますが、昔、交通課の警察官から運転席の後ろの座席が一番安全であるという話を聞いたことがあります。シートベルトの着用状況等で統計に影響する可能性は考えられますが、万が一事故が起きる際、運転手は本能で回避しようとするため、その運転席の更に後ろの席が安全なのだと言っていました。なので、お客様にはできるだけ安全な席に座っていただきたいです。 一方、弊所の代表は基本的には助手席の後ろに座ります。乗り降りのしやすさ、座席の広さ等の観点から、助手席の後ろを好まれているのだと思います。車寄せなどでは基本的に左側(助手席側)から乗り降りしますし、助手席を前に移動させればその分後部座席の足元のスペースを広く取ることができますからね。 運転操作で気を付けていることは? 弊所でお客様を送迎する際は、ただ移動するのみならず車内において行われるお客様と弊所側職員(主に代表)とのコミュニケーションも重要であると考えています。なので、当たり前のことではありますが、お客様にリラックスして会話に集中してもらえるような空間にすることを意識しています。 急加速・急減速・急ハンドルを行わないことはもちろんですが、停車時に衝撃を与えないように、車が完全に停車する前に一度ブレーキを緩めてから踏みなおすといった工夫をしています。その他、前方の信号が赤であれば普段の感覚よりも早めにブレーキを踏み始めるなど、できるだけGをかけない運転を心がけています。 乗り心地以外の点としては、障害物センサーの警報音を予めOFFにすることなどが挙げられます。例えば、道幅が狭いところだと、右折待ちをしている際に中央分離帯の柵にセンサーが反応してしまう場合があります。いきなり警報音が鳴るとお客様も気が散ってしまいますので、そのようなことは避けなければなりません。 事前準備は必要ですか? 事前準備というほどではありませんが、どのルートを使うか、事故渋滞などの緊急時の代替ルートはどうするかといったことを予め考えた上で、出発時間などを検討しなければなりません。また、空港へ送迎する際は事前に便名を聞いておき、到着時刻のデッドラインや向かうべきターミナルを把握しておきます。 その他、場所によっては車寄せの位置が分かり難かったり、入場要領が異なったりするので、予め送迎先の乗降場所・待機場所に関する情報も確認するようにしています。 代表が会食に出ている間は何をしているのですか? 同席するように言われることも多いですが、同席がふさわしくない場合は、近くで待機します。会場に待機場所が用意されていればそこで待っています。「2時間後に迎えに来てくれ」と言われていても、急遽予定が変わることもありますので、連絡から3分以内程度で到着できる範囲からは出ないようにしています。 車に乗せている装備は? 急な雨に備えて、全てのドアポケットに折りたたみ傘を準備しています。また、車内ではくつろげるようにふかふかのスリッパも用意しています。あと、酔い止め薬や服用時のお水も用意していますね。備えあれば憂いなしです。できるだけ様々な状況を想定して備えるようにしています。 あとは、役員車には、車内空調の風に乗せて、香水をふんわり噴霧するアトマイザーが装備されているので、乗る方の好みの香水の補充を忘れないようにしています。例えば、代表はIMAGINATIONという香水を好んでいるので、それを補充します。逆に、相談役は匂いにこだわりがないので、なんでも「良い香りがする」と喜んでくれますね(笑) 遠距離も行くの? 主に弊所代表の送迎時に限られますが、遠距離を送迎することもあります。一番多いのは東京大阪間、次いで東京名古屋間かと思います。他には、東京から、仙台や新潟、福井などに送迎したこともあります。 嫌だった送迎は? 特に無いです。ただ、強いて言うならば、適宜休憩を挟みながらとはいえ、一度に1,280km運転した時は疲れましたね・・・。ちなみに、東京駅から青森駅まで運転しても700kmちょっとしかありません。東京駅から鹿児島県の出水市まで行ってやっと1,300km弱になります。 (当時、トリップメータの写真を撮っていたそうなので見せてもらいました。) 一番珍しい送迎場所・コースは? 但馬空港に送迎したことがありますね。但馬空港をご存じない方も多いかと思いますが、兵庫県北部にある空港で、1日2便しか飛んでいません。 兵庫県北部で弊所代表に会食の予定があったので、代表は羽田空港から伊丹空港を経由して但馬空港へ向かい、私は関西本部の車両を但馬空港まで回してお迎えしました。 季節は冬で、滑走路にも雪が積もっており、飛行機の着陸時に舞い上がる雪が綺麗でした。 白手袋はするの? 弊所では白手袋は任意です。よくドライバーの方が白手袋をしていますが、その理由は手が滑るのを防ぐためや、手が汚れるのを防ぐため、日焼け防止など、様々だと思います。 ただ、私は「なんとなく白手袋は付けている方が格好いい」という理由で用意はしています(実際着用することはあまりありませんが)。 洗車や車内清掃で気をつけていることは? 議員会館など、よく手入れされている車が多く止まっている場所では一台だけ光沢が弱いと恥ずかしいので、よくツヤの出るワックスを選んで手入れしています。 車内清掃では、特に窓ガラスの内側に付いてしまっている指紋など、細かなところを気にして清掃しています。 ゴルフ場とかに送迎することが多そうなイメージでした。 他社さんだとそうかも知れません。弊所では、代表がゴルフをやらないので、ゴルフ場に行ったことは無いですね。会社のカラーや代表の好み・お付き合いによると思います。 弊所ではよくあるけど他社さんだと珍しい送迎先というと、港や海ですかね・・・? 代表はお疲れの際、港や海に少し寄り道して、ゆっくりお茶を飲んだりして気力を養うことが多いので、リクエストに応じて近くの漁港や軍港、工業港に行きます。港と言ってもマリーナのような優雅な港や、観光地のハーバーではなく、静かな地方港湾が好みのようです。 お客様や代表とは車内でどんな会話をするの? 接遇の一環で、代表とお客様が楽しくお話しされているのであれば、基本的に運転手から話しかけることは控えます。 また、代表のみを送迎している際にあっては、これから仕事に向かうという状況であればやはり仕事の話が多くなります。逆に、その日の仕事が終わってOFFの状況であれば、夕食は何を食べに行こう等の、全く仕事に関係ない話もよくします。 他の企業の役員運転手との違いは? 他との違いは、秘書業務のコラムでもありましたけど、私も運転手として採用されているわけではなく、運転業務も担当しています。弊所には送迎業務専任の職員はいません。それぞれ通常の業務を行いながら、送迎業務を兼務します。接遇・送迎を行うお相手との面識の有無等によって適任者が指名されます。なので、私も運転以外のメイガスの仕事も普通にやっています。PSEの検査をしたり、戦略物資の輸出許可申請をしたり、毎日文書を起案しています。私は車の運転が好きなので、運転業務の間は少しだけ頭を休められています。 もちろん、運転業務は気をつけることがいっぱいありますから気は抜けませんが、メイン業務と違って、考えがどうにも煮詰まってしまったり、難しすぎる案件を理解できなかったらどうしようとか、そういう方向性でのプレッシャーはないので、やはり貿易法務や技術法務のメイン業務よりは、私にとってはかなり気持ちが楽ですね。 代表が自分で車を運転することはあるの? 実際運転は任せて欲しいと思ってる? 私が運転業務を担当可能な日は、代表が運転することはほとんどありません。他にも運転できる職員がいるのに自分が運転するというのは、年に1回あるかないかでしょうか。余程気が向いた時ぐらいしか運転されないと思います。新しい業務車が納車されたときとか。 車での移動中ぐらいはゆっくりして欲しいので、運転は任せてほしいですね。 ※代表からのコメント いつも安全運転ありがとう! 私から右折禁止の道を「ここ右に曲がったら近いんじゃない?」とか、引っ掛けみたいな危ない口出しをされても、冷静に運転してくれて安心しています!
- ボルボS90納車!
先月、日々の移動に使用する業務車として、ボルボのS90が納車されました。 職員 なぜ今回はボルボS90を選んだのですか? 谷垣 まず、弊所では同じメーカーの車は購入しないようにしております。同じメーカーで揃えていた場合、もし万が一、当該メーカーの車両が一斉リコールとなった場合に、全社用車が同時に運行停止となる事態を避けるためです。 そんな中、現在ボルボは一台も保有しておりませんでした。そして、実はボルボのS90といえば、駐日スウェーデン大使が乗っておられるのを目にした時から憧れの車でした。また、実は私は若い頃にボルボディーラーの見習いメカニックとして働いていた経験もあり、ボルボ車に対する愛情にはちょっとした自信があります(笑)なので、今回は私の希望でボルボS90になりました。 職員 希望が通るんですね!社用車とはいえ、乗りたい車を買ってもらえるのは嬉しいですね。 谷垣 そうなんです。運転業務を担当する職員の希望車種は、導入選定で最大限尊重してもらえます。車好きな職員が運転業務を担当するのでとても嬉しいです。 職員 社用車としてのS90の特徴はありますか? 谷垣 業務車にしては機能がいいことですかね。運転席と助手席にはマッサージ機能がついていますし、自動駐車などの機能もあります。マッサージ機能は一度使ってみました。マッサージチェアみたいなすごいものではありませんが、ついているとうれしい機能ですね。とはいえ、運転中にマッサージして寛ぐ訳にはいきませんが(笑) 他の特徴としては、やっぱりボルボに乗っているという安心感がいいですね。たまにSNSで、事故現場の写真でボルボが一台だけ全然壊れていないものがありますが、やはり「あの車に乗っている」という安心感はあります(過去にボルボV50の業務車が弊所にあったのですが、V50でワゴンRぐらい大きいイノシシと衝突したときも乗員は全く無傷でした)。 職員 実際に運転してみていかがですか? 谷垣 加速がめちゃめちゃ速いです。もしかすると、役員車のベンツ(CLS)やセンチュリーよりも速いかもしれません。高速走行時も安定感があり非常に気に入っています。ただ、街乗りだと燃費が悪いところが難点です。 あと、四駆なので雪道も安心でいいですね。既に兵庫県や群馬県の豪雪地帯で走らせていますが、安心感があります(勿論スノータイヤです)。弊所は関与先企業様が長野県や新潟県などの寒冷地にもいらっしゃるため、これで冬の訪問も安心です。 雪道もへっちゃらです 職員 安全装備で、実際に“助かるな”と思ったものはありますか? 谷垣 自動ブレーキの機能です。S90は所内の運転練習用としても使用します。実際に自動ブレーキがかかり、無事だったことが一度あります。 職員 S90はどのような業務の際に使用するのですか? 谷垣 S90は役員車とは違い業務車ですので、お客様の送迎などには原則として使用せず、日頃の職員の移動(クライアント様の会社などへ)に主に使用する予定です。とはいえ、お送りする方の人数が多く、役員車のみでは足りないような場合は使用することもあるかもしれません。また、展示会の什器など、大きな荷物をS90で運ぶこともあります。実はこの車は後席を倒してトランクとつなげることができるので、意外と荷物が載って便利です。 職員 センチュリーよりは管理は楽ですか? 谷垣 楽です!自動車の管理と言えばまず洗車ですが、センチュリーは洗車機に入れられませんので(サイズの上限)職員が休日に手洗いしているのですが、S90は洗車機に入れられますのでかなり楽になります。 お気に入りの車ですから、末永く大切に乗っていきたいと思います。
- 弊所職員の処遇が改善されています!💰️
いつもお世話になっております。行政書士法人メイガス国際法務事務所の大沢です。 弊所は令和7年度から令和8年度にかけて、職員が誇りをもって安心して職務に従事できるように、職員処遇改善を実施しております。 メイガスの業務は、貿易・技術・安全保障分野の許認可が中心です。 扱う分野の性質上、緊張感のある案件も多く、知識のアップデートも継続的に必要になります。そして、これまでも弊所ではAI活用による省人化・効率化や、外部の知見(外部顧問等)の活用など、体制強化のための取り組みを進めてきました。 ただ、最後に重要となってくるのはやはり「人」です。業務遂行能力を抜本的に強化するには、まず職員が安心して働ける土台が必要だと思います。 今回の処遇改善のポイント 現在進めている処遇改善のポイントは、ざっくり言うと次の3点です。 ① 基本給の引き上げ(令和8年7月から) 令和8年7月より、全ての常勤職員を対象に、基本給を一律で5万円引き上げます。専門性を正当に評価し、長期的なキャリア形成に打ち込める環境をつくる、というのが根っこの考え方です。 これにより、無資格の高校新卒の初任給が18万円から23万円に引き上げとなり、行政書士試験等に合格している新卒の初任給は22万円から27万円に引き上げとなります。 なお、弊所は固定残業代制度を採用しておりませんので、上記基本給に残業代は含まれません。 ② 表彰制度の整備(昨年9月から運用開始) 昨年9月から副賞つきの表彰制度を新規導入しました。表彰制度は職務に精励した功績を称え、弊所職員であることの誇りと名誉を得るうえでも重要と考えています。 以下の通り、導入半年で職員4名が計6回表彰されました。表彰の対象となると、副賞として1万円~5万円の副賞が支給されます。また、表彰の等級によっては有給休暇が1~2日追加付与されます。 ・表彰規程4条3項6号 国家的事業に関する業務に従事した者 1名 ・表彰規程4条3項7号 国の機関又は公の機関からの依頼を受けて業務に従事した者 2名 ・表彰規程4条3項10号 弊所として初めての業務を成功させた者 2名 ・表彰規程4条3項11号 職員の規律違反の防止、不正調査等、部内秩序の維持に貢献した者 1名 ③生活・勤務環境の処遇改善 生活・勤務環境についても、職員が能力を発揮するために必要な検討を進めています。 ・社宅利用条件の緩和 ・交通費支給上限の緩和 ・職員がその能力を発揮し、各種業務を遂行するために必要な残業時の糧食の支給、被服の貸与、健康管理体制の充実 → 実施済み おわりに 弊所は製造業でもなければ小売業でもなく、商品を持たない行政書士法人ですから、「人がすべて」の組織です。 弊所はマニュアル通りに処理していれば回る事務所ではありません。職員一人ひとりがその興味関心を活かして、専門性を磨きながら、複雑な業務に責任感をもって向き合う必要があります。そして、そのような少し大変な仕事をこなす必要がある弊所で働くことを選んでくれた人が、誇りをもって長く働いてもらえる労働環境にしたいと思っています。処遇改善は、そのための一つの方法です。「仕事が甘くない分、待遇は甘くしたい」とも言えます。 今後も、「教育充実」「体制整備」「処遇改善」をセットで進めながら、職員に優しい労働環境作りに取り組んでまいります。
- 2026年ベストバイ発表!
お世話になっております。行政書士法人メイガス国際法務事務所の大沢です。 今回は、2026年のベストバイ(最も買って良かったもの)を発表します! 所内からは普通に「早くない?」との声も聞かれますが、あまりに良すぎて今年のうちにこれを超えるものが出てくるわけがないので、お先に発表します。 それはこちらのフランフランのジュエリーボックスです! こちら、何が便利かといいますと、私が仕事に行く際に持ち出すものを全部セットでしまっておけるのです! 私は忘れ物がめちゃくちゃ多いので、ボールペン、ライター、徽章、カフス、タイピン、名刺入れ、パスケース、カードケース、車や家の鍵を一度にすべて持って出られたことがありません。何かしらは忘れます。鍵は昨日着たコートのポケットに入りっぱなしだったり、カフスはベッドサイドの隙間に落ちたのか、どこかにいってしまったり…。 身の回り品の忘れ物が多いなら、一箇所にまとめておけばいいのですが、すべてのものを毎回持ち出すわけではありません。私は名刺入れを数種類使い分けているので、「今日はこれをもっていこうかな、こっちはいらないや」などと取捨選択しているうちに、必要なものも間違って置いていったりしてしまうのです。 また、襟元のバッジも付け替える必要がありますが、こちらも忘れてしまいます。「今日は防衛協会にいくので特定行政書士徽章ではなく防衛協会会員章をつけないとな~」と思いながら、付け替えずに出勤してしまうのです。 ですが、探すまでもなく全部の身の回り品が一箇所に集まっていれば、防衛協会会員章が視野に入って「あ、今日はこっちだった」となるのではないかと思いました。 ということで、半月ほど前に(もちろん自腹で)買って使っているのですが、期待した効果が発揮され、なくしものを探す時間が大幅に減り、また、忘れ物自体が減りました。具体的には一日三個くらいの忘れ物があったところ、一日一個くらいになりました。また、片付けるところが決まったので失せ物は完全になくなりました。とってもうれしい。まっとうな社会人にあるまじきレベルで物をなくしまくったり、一日の過ごし方の円グラフに「失せ物を探す」という時間が1割くらい入ってくる人にはとてもおすすめです。 可愛いスイカは忘れ物防止タグいれです🍉旧東京本部で受付をしてくれていた方々からの思い出のプレゼント 徽章は、ブローチとかを刺して飾ると思われるスペースに刺して保管しています。金色の大きいのが特定行政書士徽章、銀色のが防衛協会の会員章です。ちなみに金色の小さいのは、スーツテーラーのRe.museのバッジです(スーツを作るたびに毎回一つずつもらえます)。 ということで、本日は2026年ベストバイのご紹介でした。来年もよろしくお願いします。
- 東京農大でワインの官能評価をしました🍷
弊所には学生職員という採用区分があります。大手監査法人では「学生非常勤」等と呼ばれる一般的な制度ですが、行政書士法人ではあまり聞かない採用方法かもしれません。 監査法人や弊所の学生職員/学生非常勤とは、有望な大学生等を正社員として採用し、在学中は非常勤で働いてもらい、卒業後はそのまま常勤に切り替える制度です。この制度で採用されると、卒業までに“社会人慣れ”ができるため、卒業後のギャップが少なかったり、大学の勉強がどう実務に活きるかがわかるため、より意欲的に授業を受けられるようになったりと、様々なメリットがあります。詳しくは関連コラムをご覧ください。 そして今回は東京農大でワイン醸造を勉強している学生職員から、「卒業研究として特殊な環境で育てたブドウでワインを造ったので、有識者(ワインエキスパート/ソムリエ等の資格保持者)として大沢先生にも官能評価をしてほしい」と話がありましたので、当該学生職員が所属する東京農業大学醸造科学科の微生物工学研究室にお伺いし、官能評価に参加してきました。 官能評価は銘柄を隠してブラインドで行われます。どれが学生職員の造ったワインかわかりません。 今回の評価対象はマスカット・ベーリーAがメインだったので、私の方でもできるだけ恥をかかないようにしたいと思い、事前にマスカット・ベーリーAのワインを6種類と、さらにマスカット・ベーリーAのジュースを用意して、マスカット・ベーリーAの特徴を改めて把握しておきました。また、あえて保存状態の悪いボトルを探し、ブショネのワインも購入して、劣化の方向性も念の為に確かめました。ちなみに今回はスーパーの一角で放置されてうっすら埃をかぶっていて、かつ暖房が常に当たっていたボトルを選びましたが、見事(?)にブショネを引き当てることができました。 事前に試飲しておいたマスカット・ベーリーAのワインたち。個人的な好みは甘口ですが、今回の官能評価対象は残糖量がとても少ないワインだったため、辛口ばかり集めました。 なお、学生職員が作ったワインは日照量の不足する特殊な環境で栽培されたブドウだということを感じさせないくらい本当に美味しく、綿菓子のようなキャンディ香を発するフラネオールを強く感じるフルーティーなワインでした。「都心で学生が作ったワインでしょ?」と舐めていて本当にすみません。熟成期間がほぼなかったので酸味は目立っていましたが、その辺りの市販ワインより全然好みの華やかな香りでした。マロラクティック発酵したものを改めて試してみたいです。 同行した職員の感想 「上司が私の知らないワインの難しい単語を使って大学の先生とお話されていたのですが、さっぱりわかりませんでした。ペドロヒメネスとか、メトキシピラジンとか、ペトロール香とか…。」 今回お世話になった微生物工学研究室の本間先生には、官能評価の参加についてご快諾頂けるだけでなく、お忙しい中、研究室や校舎屋上のブドウ畑までご案内頂くことができました。この度は貴重な機会を頂き、本当にありがとうございます。 左:校舎屋上のブドウ畑 中:研究室にある大量のサンプルたち 右:研究室のオートクレーブ。外為法クラスタの方は「はみだし技術」の関連でよく聞くと思います。 当該学生職員は卒業を来月に控えておりますので、いよいよ常勤職員として弊所において、バイオ・ライフサイエンス関係の企業様を担当し、カルタヘナ法、生物兵器禁止法、外為法の生物兵器分野など、バイオ関係の法務・許認可業務に取り組んで頂くことになります。本間先生のもとで学んだ経験を活かして、弊所でも活躍してくれることが本当に楽しみです。 手土産にお持ちしたピノー・デ・シャラント(コニャックをぶどうジュースで割って熟成させたタイプの酒精強化ワイン)は研究室の学生の方々に喜んで頂けたようで良かったです。 凍らせたメロンをロックアイス代わりに使うと美味しいのでおすすめです🍈
- 海洋地球研究船『みらい』の退役記念見学会に参加しました
先日、弊所は国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)が主催する海洋地球研究船「みらい」の関係者向け退役記念イベントに参加することができ、「みらい」の最後の勇姿を見学する機会をいただきました。 JAMSTEC横須賀本部に停泊中の『みらい』 「みらい」は元々、原子力船「むつ」として1969年に進水した歴史ある船で、当時は今で言う国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)が運用していました。 しかし1995年に原子炉を廃炉にして通常動力へと切り替える大改装を行い、海洋地球研究船「みらい」に生まれ変わり、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)に移管されました。それ以来28年間、日本の海洋研究を支え続けてきましたが、この度その任務を終えるにあたり、関係者向けに最後の公開が開催されました。一般公開は先週の土曜日に行われていましたが、有名で歴史ある船ですから、とんでもない大行列になったそうです。見学まで4時間以上待ったとか…。 当日は、みらい船長に船内をご案内頂き、船橋、研究室、格納庫、ドップラーレーダー、談話室など様々な場所をまわりながら、航海中に遭遇した海難事故での溺者救助の思い出や、今に残る「むつ」から「みらい」への大改修の跡など、様々なご説明を頂くことができました。他にも、「むつ」の時代から「みらい」の時代まで乗船していた超ベテラン機関士の方のお話をお伺いできたりと、貴重な生の声を聞くことができました。 左:船長にご案内頂いている弊所職員達 右:自分の船を眺めている船長 守秘義務の対象となるため詳しく申し上げることはできませんが、弊所はJAMSTEC様から「みらい」の最後に必要となる許認可対応に関してご依頼を頂き、その業務を無事に完了させることができましたので、心置きなく「みらい」の見学することができました。 様々な官庁の間で調整を続けた難しい業務でしたが、終わってみるとあっという間で、なにより、このような多くの人に愛された、日本の歴史に残る研究船の最後に行政書士法人として許認可面から関われたことが、弊所にとって何よりの名誉でした。 これから役目を終えた「みらい」が解体されてしまうことがどうにも悲しくて思えてなりません。船としてはかなり長寿で、大往生だとわかっているのですが・・・。 最後になりましたが、JAMSTECの皆様には貴重な機会を頂き本当に有難うございました。 職員の感想 「何十年後になるかわかりませんが、次の『みらい2』の退役に際しての許認可も絶対に弊所が面倒をみたい、それをもって私の人生最後の大仕事としたいと思いました。」 「原子力船「むつ」の時代から活躍する歴史のある船なのに、見られるのが最後で寂しいです。」 「船の甲板が木でできているので、亜熱帯地域の海を航海するときには甲板が熱くなりすぎず、優しい作りになっていて印象的でした。」 「『むつ』から『みらい』に変わるときの切断した跡が見られたり、『MIRAI』の船名表示の後ろにうっすらと『MUTSU』の文字が見れたりして、船の歴史を感じました。」 「船橋のとある機械の『危ないので触るな!』という警告表示がユニークで面白かったです。絶対触っちゃダメなんだろうなってわかりました。」 マジやばくて超危険な機械
- メイガスで運転業務に就くまで――センチュリーには早すぎる
弊所では車両で移動することが多いのですが、運転免許を取りたての職員にいきなりセンチュリーを運転させるわけにはいきません。そもそも弊所では、運転免許さえ持っていれば誰でも運転できるというものではありません。所内の車両運行規程に基づく、車両操縦要員認定の区分が「適」または「準適」の者しか運転できません(※「準適」は「適」の同乗が必要)。 聞くところによると警察官も、普通の運転免許とは別に、部内資格の公用免許を取得しないといけないようですね。 弊所では、運転免許を持っているものの所内認定区分「適」を取得できていない職員が現在二名おり、どうにか練習をさせてあげたいとは思いつつも、センチュリーで運転させるわけにはいかないし、と悩んでいました。そこで見つけたのがこちら、「教習車」です。 こちらは某自動車学校からレンタカーとして貸して頂いた車両です。(隣の黒い車両はセーフティーカー/ペースカーとして所内教習に随行した弊所の社用車です) 自動車学校から弊所の教育本部までかなり距離があるにもかかわらず、自走でもってきて頂けました。助手席には助手席用サイドミラーと、足元にはちゃんと補助ブレーキが鎮座しています。 自動車学校のレンタカーということで、当初は車体に大きく「○○自動車学校」と書かれているのかな、ちょっと恥ずかしいな、などと思っておりましたが、実際にお借りした車両はそのようなペイントは無く、杞憂に終わりました。 よくよく考えてみれば、教習車をわざわざレンタルするような人は決して上手な運転ではないでしょうから、「○○自動車学校」と書いてあると逆広告というか、自動車学校にしてみても都合が悪いのかもしれません。 <教習一日目> 教習に向かうメンバーは、上述の二名に加えて、谷垣が教官役として同乗しました。 この日は交通量も少なく、比較的運転しやすい高速道路での練習を目的に、茨城県の大洗まで行きました。 大洗に向かう途中の常磐道友部SAにおいて、弊所代表の大沢と合流です。私(谷垣)としては、大沢には最初から教習車に同乗してほしかったのですが(なんとなく楽しそうだから)、大沢は「怖いからヤだ」ということで同乗してくれませんでした。(俺だって怖いわ!!)大沢は代わりに教習車の前を走るペースカー/セーフティーカーの運転をしていました。 大洗のホテルに到着し、夕食のアンコウ鍋を頂いた後は夜道の運転練習です。意外と初心者の頃は夜道の見えにくさに慣れないものです。夜道の練習もひとしきり終えた後、とある駐車場で駐車の練習をしておりました。すると、同じ車が5分おきに駐車場の前を通ることに気づきました。もう一度。またもう一度。そして中をよく見ると、覆面パトカーでした。近くで事件でもあったのかと心配していたところ、なんとその覆面パトカーが我々の練習している駐車場に入ってきたのです。私はどうしようと焦りました。他府県ナンバーのしかも教習車のレンタカーなんていうよくわからなさ満点の状態で職質されたら、何も悪いことはしていないのに説明するのにしどろもどろになりそうです。でも、運がよかったのか、覆面パトカーは我々のことは凝視していたものの、職質をされることはありませんでした。おそらく我々は、かなり不審だけど事件性は無いと見逃してもらえたのだと思います。 <教習二日目> 二日目は、都内の混雑した道の練習です。まず始めに向かった場所は弊所東京本部の車寄せです。「適」を取れた暁には一番来ることになるであろう場所ですからね。 そして、次に向かったのはよく訪問させていただいている顧問先の拠点の前まで行きました。実際に運転業務に従事するようになるとよく行くことになるでしょうから事前に練習しておきます。次によく行く場所としては空港です。空港は迷子になりそうなほど分岐が多い迷路のような道ですから、事前に練習しておく必要があると考えたのです。 そうこうしているうちに、昼食時を迎えお腹がすいてきました。羽田空港で昼食をとってもよかったのですが、せっかくなら教習車らしからぬ場所に行こうということになり、マクドナルドのドライブスルーに行くことにしました。補助ブレーキ付きの車でチキンフィレオを注文する背徳感はたまりませんでした。 左は羽田空港で、右はマクドナルドのドライブスルー 一泊二日の自動車運転教習でしたが、みっちりと練習ができていい機会になったと思います。ただ、「適」を取るためにはまだまだ練習が必要ですので、今後も金曜日の終業後などに定期的に練習を続けていきたいと思います。最終目標は「適」ですが、当面の目標は「助手席の人が悲鳴をあげずに乗れるようになること」です。
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