東京農大でワインの官能評価をしました🍷
- 大沢
- 2 日前
- 読了時間: 4分
弊所には学生職員という採用区分があります。大手監査法人では「学生非常勤」等と呼ばれる一般的な制度ですが、行政書士法人ではあまり聞かない採用方法かもしれません。
監査法人や弊所の学生職員/学生非常勤とは、有望な大学生等を正社員として採用し、在学中は非常勤で働いてもらい、卒業後はそのまま常勤に切り替える制度です。この制度で採用されると、卒業までに“社会人慣れ”ができるため、卒業後のギャップが少なかったり、大学の勉強がどう実務に活きるかがわかるため、より意欲的に授業を受けられるようになったりと、様々なメリットがあります。詳しくは関連コラムをご覧ください。
そして今回は東京農大でワイン醸造を勉強している学生職員から、「卒業研究として特殊な環境で育てたブドウでワインを造ったので、有識者(ワインエキスパート/ソムリエ等の資格保持者)として大沢先生にも官能評価をしてほしい」と話がありましたので、当該学生職員が所属する東京農業大学醸造科学科の微生物工学研究室にお伺いし、官能評価に参加してきました。
官能評価は銘柄を隠してブラインドで行われます。どれが学生職員の造ったワインかわかりません。
今回の評価対象はマスカット・ベーリーAがメインだったので、私の方でもできるだけ恥をかかないようにしたいと思い、事前にマスカット・ベーリーAのワインを6種類と、さらにマスカット・ベーリーAのジュースを用意して、マスカット・ベーリーAの特徴を改めて把握しておきました。また、あえて保存状態の悪いボトルを探し、ブショネのワインも購入して、劣化の方向性も念の為に確かめました。ちなみに今回はスーパーの一角で放置されてうっすら埃をかぶっていて、かつ暖房が常に当たっていたボトルを選びましたが、見事(?)にブショネを引き当てることができました。
事前に試飲しておいたマスカット・ベーリーAのワインたち。個人的な好みは甘口ですが、今回の官能評価対象は残糖量がとても少ないワインだったため、辛口ばかり集めました。
なお、学生職員が作ったワインは日照量の不足する特殊な環境で栽培されたブドウだということを感じさせないくらい本当に美味しく、綿菓子のようなキャンディ香を発するフラネオールを強く感じるフルーティーなワインでした。「都心で学生が作ったワインでしょ?」と舐めていて本当にすみません。熟成期間がほぼなかったので酸味は目立っていましたが、その辺りの市販ワインより全然好みの華やかな香りでした。マロラクティック発酵したものを改めて試してみたいです。
同行した職員の感想 「上司が私の知らないワインの難しい単語を使って大学の先生とお話されていたのですが、さっぱりわかりませんでした。ペドロヒメネスとか、メトキシピラジンとか、ペトロール香とか…。」
今回お世話になった微生物工学研究室の本間先生には、官能評価の参加についてご快諾頂けるだけでなく、お忙しい中、研究室や校舎屋上のブドウ畑までご案内頂くことができました。この度は貴重な機会を頂き、本当にありがとうございます。
左:校舎屋上のブドウ畑
中:研究室にある大量のサンプルたち
右:研究室のオートクレーブ。外為法クラスタの方は「はみだし技術」の関連でよく聞くと思います。
当該学生職員は卒業を来月に控えておりますので、いよいよ常勤職員として弊所において、バイオ・ライフサイエンス関係の企業様を担当し、カルタヘナ法、生物兵器禁止法、外為法の生物兵器分野など、バイオ関係の法務・許認可業務に取り組んで頂くことになります。本間先生のもとで学んだ経験を活かして、弊所でも活躍してくれることが本当に楽しみです。

手土産にお持ちしたピノー・デ・シャラント(コニャックをぶどうジュースで割って熟成させたタイプの酒精強化ワイン)は研究室の学生の方々に喜んで頂けたようで良かったです。
凍らせたメロンをロックアイス代わりに使うと美味しいのでおすすめです🍈
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