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- マッサージ屋さんにいけなくなった話
メイガス国際法務事務所の大澤です。今回はただの雑記です。 先日、雑居ビルに入居しているタイマッサージ屋さんにいってきました。 初めましてでふらっと入ったのですが、店員のタイ人の女性に「アラ!アナタ、キテクレタノ!」と驚かれました。どういうこと?と困惑していると、「アナタ、1階ノ、中華ノ店 長サンデショ!」と言うのです。違います。 当惑している私に気づかず、「イツモ仕事オワリニ食ベテルヨ!」と言うので、私もついつい悪い癖がでてしまい、あえて否定せずに 「いつもありがとう~😁」とあわせてしまいました。 マッサージが始まってからも全く気づく様子もなく、「裏メニュー、アルノ!」と聞かれるので、「天津ラーメンかな」とか適当に答えていました。 さて、それから一週間ほど後に、そのマッサージ屋さんを再訪しました。私の予想では、 「アナタ、店長じゃないじゃ~ん!」とバレていて、私が 「ごめ~ん笑」と謝って終わるだろうと思っていたのです。ところが、入店した私の顔を見るやいなやマッサージさんは、「天津ラーメン、オイシカッタヨ!」と言うのです。嘘でしょ。天津ラーメンあったの?しかも裏メニューで?というかまだバレてないの!? ここでネタバラシというか、アハハと笑って終わるつもりだったのが、こんなに信じ込まれていると、いよいよ後に引けません。今更「実は俺、中華屋の店長じゃないんだ・・・」と急に言い出したところで、謎の嘘をつく奇人として怖がられるに決まってます。 その日は大人しくマッサージを受けて帰りましたが、いつかバレる日の気まずさを考えると、もう二度といけないお店になってしまいました。(完全に私のせいです)
- メイガスの秘書業務とは?
弊所では、上司(役員)を補佐する『秘書業務』があります。しかし、一般企業の秘書とは少し違いもあるようです。実態はどのようなものなのか質問してきました! 弊所には専門の秘書の方はいないですよね? 弊所には専任の秘書はいませんし、今後も秘書の採用予定はありません。 一般企業の秘書と異なり、弊所の秘書業務は、配置や役職ではなく、あくまで“業務”です。誰がやるものと決まっているわけでもなく、毎日同じ人が秘書業務につくわけではありません。 仕事内容が、普通の秘書と違う? 弊所の秘書業務は一般の秘書と異なり、庶務・接遇だけを行うわけではありません。 普通の秘書は上司本人のみを助けるのに対して、弊所の補助業務はそれに加えて、上司の役職そのものの業務を助ける意味合いと、今後のための勉強の意味合いが強いです。 例えば会議中、普通の秘書はお茶の減り具合とおかわりの有無とか、次のスケジュールまでの残り時間などを確認していますが、弊所の秘書業務ではそれだけでなく、会議内容をよく聞き、自分が上司の立場ならどう発言するかなどをよく考え、後で上司に「あのときはどうしてああいう風に答えたのですか」、「先方の質問はどういう意図ですか」などと復習する必要があります。 上司の業務そのものを助けるとは、具体的には何をしますか? 例えば、「お客さんが輸入する製品AのPSE判定に必要な書類と、輸入事業開始に必要な書類を取り寄せて、届出の準備をして下さい。念の為に登記もみといて欲しい」という指示が出た場合、製品Aの仕様書やパンフレットをクライアントに要求し、判定に際して不足する情報があれば追加要求を行います。 また、登記情報を請求し、届出先の管轄(経産省?それともどこかの経産局?)をチェックします。さらに、不明な点があれば当局と打ち合わせをして、必要な調査をして、打ち合わせ議事録や根拠資料と共に報告します。報告までに時間がかかりそうであれば、目安や進捗を伝えることも忘れてはいけません。 もちろん、いきなりこんな完璧な対応はできませんから、最終的な理想形と考えて下さい。まずは庶務から、一つずつできるようになっていきましょう。 この場では、ただ、弊所の秘書業務は上司本人のサポートだけでなく、上司の業務のサポートが含まれる、という意味を実感してもらえれば十分です。 秘書業務につく前に、何か事前教育はありますか? 普段の業務の知識を活かして秘書業務にも取り組んでもらうのですが、秘書っぽい教育内容としては、ビジネスマナー、文章起案、車両の運転、郵便の出し方などですかね。とにかく、様々な内容を学んでもらっています。 「郵便くらい出せるよ」と思うかも知れませんが、レターパックライトとプラスの違いや、特定記録や配達証明や簡易書留など、普段なんとなく指定している様々なオプションサービスについて復習する良い機会だと思います。また、国際郵便の出し方についても学んでもらいますが、これは流石にプライベートでは経験がない人の方が多いでしょう。 また、接遇業務の一環でゲストをパーティーや会食等に招待する際や、ホテルの宿泊券等を送る場合は、弊所のロゴが入った封蝋を施しますが、こちらも秘書業務ですね。弊所の水澤が、「Youtubeとかでシーリングスタンプを押す動画をたくさんみてたけど、まさか自分で押す日がくるとは」と驚いてました。なかなか、練習しないと綺麗に押せないんですよ。普通の印鑑での押印より難しいです。ただ、普通の印鑑と違ってやり直せるので、そんなに緊張しないでもいいかもしれません。 秘書業務はどういう人が任されますか? 全ての新任職員が任されます。なぜなら、弊所では、秘書業務を教育機会として捉えているからです。 秘書業務では、上司がクライアントを訪問したり、出張するときに随行するなど、上司に近いところで働きますが、それにより見聞を広められます。秘書業務では部外者の応対や他社・他事務所への訪問が多く、準備や調整は大変ですが、色々な場所に随行して、色々な人に接することができます。 そして、秘書業務は永久の担当ではないため、秘書業務のプロになる必要はなく、秘書業務で得られた経験を活かして自己の成長に結びつけることが、秘書業務自体の成功よりも大事と思っています。 とはいえ、上司の思考が断絶しないように心がけることは大事です。秘書業務担当者は上司が雑事に時間と労力を割かれないように、庶務や雑事をサポートすることもやはり大事です。そして、上司の思考を先行して言われる前に準備ができていることを目指します。上司に「それはダメです」「それは違います」と言えるようになるのが理想です。 秘書検定は必要ですか? 不要です。先程説明したように、プロの秘書になってほしいのではなく、秘書業務を通して成長してほしいためです。ただ、興味が出たので取りたいということであれば応援します。 また、国際秘書検定(CBS)については資格手当(年間36万円)の対象となりますので、せっかくならそちらを目指してみても良いかも知れません。他に、国会議員政策担当秘書資格は年間90万円の資格手当の対象となります。
- センチュリー納車!
6月下旬にセンチュリーが納車されました。 ショーファーカーなので、よく後席に乗っている代表の大澤と、よく運転している職員Tにそれぞれ感想を聞いてみました。 弊所東京本部の車寄せにて 【後席目線】代表 大沢 乗ってみた率直な感想は? 大沢「すごく静かでいいですね。セダンに乗っていることを忘れさせるような車内空間の広さを感じます。国内線のファーストクラスみたいです。あと、助手席のヘッドレストを倒せるので、後席からでも見晴らしが良いのも素敵ですね」 変わった機能・装備はありますか? 大沢「マッサージ機能が付いていることには驚きました。また、後席のモニターにはHDMI入力端子が付いているので、会議室のモニターと同じように自分のPCの画面を映しながら同乗しているお客様や職員に説明できるのは便利ですね。あと、靴ベラ入れも付いているのも日本独特でいいなと思います」 移動中も代表は安全保障関係のニュースをチェックしていますが、 たまに個人的な"推し"のPVを映していることもあります お気に入りポイントは? 大沢「重厚でありながら、華美すぎないデザインが好みです」 【運転手目線】職員T 見るからに車体が大きいですが、運転は難しくないですか? T「確かにとても大きくて、最初に見たときはびっくりしました。長さ5335mm、幅1930mmなので実際大きいですよね。運転していてもその大きさは感じますが、スポーティーな欧州車に比べると視点が高く、かつ、ボンネットも角張っているので意外と車両感覚は掴みやすいです。とはいえ、とても細い道は勘弁してほしいですが(笑)あと、後輪からリアバンパーまでが長いので、駐車する際に漫然と車止めまでバックすることはできません。体感ですが、半数程度の駐車場では車止めまでバックすると何らかの障害物に当たってしまう気がします。」 (左は弊所役員車のベンツCLSクラスですが、比べると少し小さく感じます) 乗り心地はどうですか? T「とても静かであまり揺れません。この車はハイブリッド車なので、エンジンで駆動しているときとモーターで駆動しているときがあるのですが、エンジンの振動があまりないので、最初はエンジンが動いているか否かの区別が付きませんでした。難点としては、遮音性能が高いので、遠くから緊急車両のサイレン音が聞こえると思ったら意外と近くまで来ていたり、どの方角から緊急車両が近付いてきているのか分かりにくい時があります。ちなみに、どのぐらい静かかというと、勤務を終えて私物の自動車に乗り替えたときに、“この車、壊れているのか?”と感じるほどです(笑)」 加速性能はどうですか? T「5000ccなのでもちろんパワーはあります。ただ、欧州車のような俊敏な加速とは違い、滑らかながら力強い加速を感じられます。」 燃費はどうですか? T「高速では約12km/L、街乗りでは約9km/Lでしょうか。同じハイブリッド車のプリウスなどに比べると燃費は劣りますが、2.5トン近い重量に5000ccのエンジンでは仕方ないことなのかと思います。」 日々の手入れはどのようにしていますか? 大沢「これはよく他士業の先生からも聞かれるんですよ。『どれくらいの頻度で洗車するの!?』とか」 T「洗車は毎回手洗いで行っています。まるで鏡面のような車体なので、洗車キズが付かないように細心の注意を払わなければなりません。個人的には運転するより洗車の方が気を使います。」
- 法務事務所での電磁波のお仕事
弊所では、法務事務所にしては珍しく、電波法・電安法対応のためのEMC試験の実施など、電磁波に関するお仕事がたくさんあります。 今回は、弊所が行うEMI測定を見学してきましたので、そちらをご紹介します。 まず、EMI測定は、電波法や電気用品安全法(電安法・PSE)で求められている電磁波に関する試験です。 EMI測定では、①伝導妨害波(雑音端子電圧)測定、②妨害電力測定、③放射エミッション測定を行う必要があります。 ①伝導妨害波測定と②妨害電力測定では、電気製品・電子機器の動作時に、機器内部で発生し、電源ケーブルや信号ケーブルを伝わって外部へと漏洩する電磁ノイズを測定します。 ③放射エミッション測定では、電気製品・電子機器から空間に放射される電磁ノイズを測定します。 左:①で使用する疑似電源回路網 中:②で使用する吸収クランプとクランプ走行装置 右:③で使用するラージループアンテナ ①~③のような試験は、EMIシールドルームや、電波暗室といった特別な部屋で行っています。 EMIシールドルームとは、電磁波の有害な影響(電磁波干渉)から電子機器やシステムを保護するために、電磁波を遮断する機能を備えた部屋です。EMIシールドルームは、導電性の材料で覆われているため、電波が反射され、室外からの電磁波を遮断します。また、室内の電磁波も外に出ていきません。 弊所で利用する電波暗室。天井や壁もすべて電波吸収体で覆われています。 金庫のように分厚い扉もすごいですね。 電波暗室やEMIシールドルームにクライアント様の商品を搬入する際は、 クライアント様の手配されたトラックが直接横付けし、ハンドリフターなどを用いて運び込みます。 電気通信主任技術者、電気主任技術者、電気工事士、工事担任者、無線従事者など、関係国家資格を持つ弊所職員が、こういった特殊なお部屋でクライアント様・顧問先企業様の商品に対して電波法や電気用品安全法の試験を行い、安全性を確認しています。 EMIシールドルームや電波暗室の隣の事務室で、すぐに測定結果を確認できます 測定結果に問題があり、法令の基準を満たさない場合、どのような改修をすればよいか(小さなEMIコアで事足りるか、どのようなフィルターが必要か等)を検討し、現地で簡単な改修を実際に行った上で再試験をし、クライアント様に適切な改修方法を提案します。 左:現場での簡易改修のための作業台 中:EMIコアのサンプル 右:現地で弊所職員が手作りした試験用の簡易フィルター 新人職員:電波暗室なんて初めて聞きましたし、初めて入りました!それに、EMI測定って大変なんですね!測って合否がわかれば終わりじゃなくて、どうしたら合格するかまで考えているのが、お客様思いだなと思いました。 大澤代表:でも、そこがなかなか難しいんですよね~、完全に技術的な問題ですから。クライアント様のエンジニアの方が現場にいらっしゃれば、一緒に頭を悩ませながら現場で改造していきます。 新人職員:法務事務所と言っても、メイガスの場合は文系の勉強だけじゃなく理系の勉強もがっつりしないといけないですね。 大澤代表:そうですね。うちでは法技一系化と称して、法律職と技術職をわけずに採用して、文系出身者にも理系教育を行いますし、理系出身者にも文系教育を行いますから。 法学部卒だから法律だけとか、情報学部卒だからITだけということではなく、文理問わず勉強しないといけません。 実際に、上記のEMI測定作業も、エンジニアではなく、電気工事士・電気主任技術者・無線従事者の資格をもった特定行政書士が実施しています。法と技術を両方見ているから、ワンストップで電波法・電安法のご相談に応じられるわけです。 新人職員:物理の中でも特に電気とか電磁波とかは苦手だったので、できるようになるか不安です・・・。 大澤代表:大丈夫でしょう。所内教育の【電気法務】、【電波法】、【無線工学】、【通信工学】、【電磁気学】、【電子工学】とかを受けて、頑張って勉強しましょう。電気電子関係だけで20科目くらいの所内教育があるので、全部受けたらその辺の国家試験くらいすぐ受かるくらい詳しくなれますよ。まあ、20科目って大学の丸1年分の単位みたいなものですからね、それなりに大変ですけれど 新人職員:頑張ります…。EMI測定の経験や、電磁波の知識は他の業務でも役に立ちますか? 大澤代表:まぁ、たまには。例えば外為法では電波吸収剤(ステルス塗料など)が規制されており、輸出には制限があります。 クライアント様が電波吸収剤の研究をはじめられた際は、当該研究成果の外国への提供や、外国企業との共同研究が外為法の規制に引っかからないか相談を頂いたわけですが、その際もこのような経験・知見があると話が少しはスムーズに進められます。 新人職員:すみません、ステルスっていうのは、確かレーダーに映らないやつでしたっけ?電波が吸収されて返ってこないからレーダーに映らない、的な・・・。 大澤代表:まあ、そんな感じです。あまり難しくならない程度に、もう少しだけ正確に言うと、低RCSの技術ですね。レーダーから空中に発射された電波は、空を飛んでいる飛行機に当たると反射されて返ってきて、それで「飛行機がいるぞ!」とわかるわけですね。その反射具合がRCSです。つまり、RCSを低減するためには、電波を吸収したり、全然レーダーとは関係ない方向に反射しちゃえばいいわけです。 で、こういう試験も電波暗室で行います。最近ではIED(手作り爆弾)の探知技術の開発でも、電波暗室を使いますね。 ということで、電波暗室での電波法対応の経験が、外為法対応で役立つこともあるわけです。何事も勉強ですね。 新人職員:なんとかわかりました!これからいっぱい勉強します!
- 士業勉強会って?
行政書士法人メイガス国際法務事務所の大澤です。本日は士業勉強会とは何か、どういう流れで進んでいくのかを説明致します。 そもそも士業とは、弁護士や税理士など、◯◯士と名乗ることが一般的な国家資格者のことで、私達行政書士も、士業に入ります。 そして、士業は士業同士で交流会を開くことがあります。営業目的での名刺交換を重視している会や、親睦目的での飲み会を重視している会など、大小様々なものが存在するようです。 弊所はそういった交流会に出席することは基本的にありませんが、唯一の例外として渋谷士業勉強会(略称:SISIB)だけは何年も前から参加させて頂いています。こちらは各士業の先生が、ちょうど今研究しているテーマや、タイムリーな法改正情報など、様々な内容を教えて頂けるもので、他ファームのパートナークラスの先生方からお話を直接伺える、大変貴重な機会です。 内容も各界の専門家が話すからこそのものばかりで、弁理士の先生からは、米国商標の使用宣誓書についてのテーマだけで1時間半程も実務的な話を伺えたり、司法書士の先生から登記制度は不動産や会社だけでなく、子牛にもあると驚きのニッチ情報を知れたり、弁護士の先生からは国際契約時の注意点と実務をまさしく弊所との関係が深い内容について詳しく質疑応答に応じて頂けたりと、本当に毎回勉強になっています。 渋谷士業勉強会は原宿の三村雄一税理士事務所の三村先生が主宰されています。上の写真は、「この会議室は壁がホワイトボードになっているんですよ~」と私が言うや否や、躊躇なく試し書きをはじめられた際の三村先生です。一見すると偉い税理士の先生だとわかりにくいかも知れませんが、本当に税理士事務所の所長です。落書きした内容がご自身の事務所のインボイス番号なんですから。そんな落書きのチョイス、税理士以外ありえませんね? そちらの渋谷士業勉強会において、私が3回目の講師を担当させて頂くことになりました。 とても緊張しますが、あまり構えすぎるのもよくありません。「参加者全員のタイムチャージを合計すると2時間で100万円くらいか…自分の講演にその価値はないな…」などとよくわからない理屈を考えてしまうと、誰も何も話せなくなってしまうからです。 今回はこちらの会議室で開催いたしましたが、参加者が10名を超えていたのでゆとりがなく、椅子がぎゅうぎゅう詰めになってしまいました。 今回の勉強会のテーマは『情報保全の法務』ということで、外資系企業や駐日外国公館の情報収集活動事例、リバースエンジニアリング対策の実例、産業スパイ対策の成功例と失敗例、営業秘密・技術情報漏洩対策の法務と実務等をご説明しました。 詳しい中身については、機微度の高い内容だったのでここで触れることはできないのですが、参加して頂いた先生方の反応は「ためになったけど怖い」「人間不信になりそう」といったご感想が多かったです。ごめんね🥺 でも大丈夫!勉強会の後は懇親会がありますから、私のヘビーな話で重たくなった胃を美味しいお酒で満たして、聞いたすべてを忘れることができます。これで安心。 あとは初対面の先生と名刺交換をしたり、日々のお仕事についての話などをしながら、「今度一緒にこんな仕事やりませんか」とか「こんなお客さん紹介してもいいですか」とか、素敵なお話をしながら料理に舌鼓をうち、終電が気になるほど遅くはならないうちに健全に解散します。 ということで、渋谷士業勉強会の場合の流れは概ね上記のような通りです。 私が何年も参加させて頂きたくなる、そして何年も参加しやすい理由は、勉強会の内容が毎回素晴らしいということや、三村先生が大変親しみやすい方であることなど色々とありますが、些細な点も挙げると、原則平日の18時開始と、土日や平日昼間より比較的参加しやすい開始日時であること、WebでのLive配信もあることや、皆様お仕事に困っていない(むしろ忙し過ぎて多少落ち着いて欲しいとまで思っているのでは?)からこそ、営業合戦のような様相を全く呈さないことなども挙げられます。 もちろん、自分が講師をお引き受けする際は大変気合をいれる必要がありますが、某弁護士の先生から感想として、「2年前の大澤先生の回の人権侵害貨物と経済安全保障の話が目からウロコですごい良かったから、今回の話も絶対聞きたかった。参加募集が開始されてすぐに申し込んだ」と仰って頂けて、準備のために何日も頑張った努力がすべて報われました。 ということで、士業勉強会というものがどういうものか、一端でも伝われば幸いです。 渋谷士業勉強会のWebサイトはこちら 三村雄一税理士事務所のWebサイトはこちら
- ニュージーランド語学留学
8月の1か月間ニュージーランドへ語学留学に行ってきました。 ニュージーランドは語学留学の土地として人気がありますが、中でも最もアジア人比率の高く、最も街が発展しているオークランドを留学先として選びました。 オークランドの最も大きな駅 ブトリトマートステーション 東京から飛行機で13時間ほど(直通便、トランジェットどちらもあり)、時差は4月頭から9月末までは3時間、9月末から4月頭まではサマータイムとなるため4時間進んでいます。 南半球のため8月は冬となり、酷暑の日本に比べて大変過ごしやすい気候でした。しかし、前日まで灼熱の日本で生活をしていた寒さ慣れしていない日本人からするとかなり寒く、ダウンコートは必須でしたね。またオークランドの冬は小雨が多いため折り畳み傘も必須でした。その代わり、虹を見る回数がかなり多く、1か月の間に6回ほど虹を見ることができてとても幸せでした。 虹:タカプナビーチにて 私の入学した学校は約200人~300人ほどの生徒を抱える大きな学校でした。毎週月曜日に新しい生徒が入学し、毎週金曜日に生徒が卒業していくため時期により生徒数が異なり、また生徒の入れ替えも大変激しいです。 実際、私も毎週のように新しい友人ができる楽しさがあった反面、入学してからできた友人が毎週卒業していったため少しの寂しさがありました。 駐車場で大きめのガチョウと遭遇(2日間) 学生の国ごとの比率は日本人とタイ人が最も多く、他にも台湾、中国、韓国、ラオスのアジア圏、コロンビア、ブラジル、チリの南米、サウジアラビアなどと多くの国の学生がいました。 生徒数が多いため授業はレベル別でクラス分けされ15人前後の少人数で行われます。文法や単語といった基礎的なことを習うのですが、すべての授業でディスカッションを必ず行うため、近くの席の人や先生と英語で話すこと、そして自身の意見や経験談を求められることは新鮮でした。正しい文法ではなくても、英語で何かを話し、伝えるということは日本の英語教育では受けてこなかったため、自分の意見を英語で話し、共感や反論を行えることは非常に良い英語の練習方法であると実感しました。 公園に羊がいた 人数が多いため、どのレベルのクラスも同じような国籍の分布であると感じました。つまり、英語を母国語としない国の人間にとって、その英語の成熟度は国ごとではなく人によって違うということです。 しかし発音に関しては面白いものがありました。どの留学生も母国語の発音に引っ張られたような英語を話す人が多かったのですが(私も例外なく)、スペイン語を母国語とする留学生と会話する際は、個人的に苦戦することが多かったですね。チリ人の友人に尋ねたところ、スペイン語と英語は似ている部分が多いらしく、スペイン語圏の留学生は日本人より英語を身近に感じていると考えられます。そのため上達が早く、彼らが喋るスピードも速いため、スペイン語圏の友人と会話する際はいつも以上に集中する必要がありました。 バスを降りる際に乗客がドライバーに「Thank you」と声をかける文化が素敵 ちなみに喋る速度で言うと、ニュージーランド人はかなり早いです。授業中はゆっくりはっきりと話してくれていた先生が、休憩中の雑談になると途端に速くなり、毎度その通常モードの喋りに圧倒されていました。 他にも国民性の違いをかなり感じました。日本国内では、自己主張より協調性を求められる場面が多いと感じていたのですが、協調性を気にしていたのはどうやら日本人だけだったようです。 授業中の問題回答の際、当てられる前に発言し始める人や、先生の話の疑問点を先生が話している途中で割り込んで質問する人など、遠慮や周りの目を気にするといった振る舞いが一切なかったのは、日ごろモジモジすることしか出来ない日本人にはあまり無い国民性だと感じました。 オークランドのシンボル スカイタワー タイ人の友人とどこのお店でご飯を食べるか決める際、気遣いのつもりで「あなたが行きたいほうに行く」と言ったところ「なぜそんなに自分の意思がないの?」と返されたときは衝撃でした。気遣いも時には重要ですが、すべてそれをしてしまうと結局相手の負担となるため、ある程度の自己主張は必要であると学びました。 タイ人全員が持っていた香りの吸引材 ホンタイ 授業は午後2時半には終わるため、毎日遊びに行けることも魅力的でした。オークランドのおすすめのレストラン・カフェについてはこちらの記事をご覧ください。 関連コラム オークランド(ニュージーランド)の美味しいお店紹介 ちなみに、炭酸が苦手な方はニュージーランドで水を飲む際は炭酸水でないか事前に確認することをおすすめします。 カフェで出された水が炭酸水だった 私自身、英語がかなり苦手であるという自覚があったため、留学中は日本語をできるだけ使わないようにあえて日本人を避け他の国の子と関わることを優先していたのですが、その結果タイ人のお友達がたくさんできました。 タイ語も少しだけ教えてもらい、簡単な単語で文章を作れるくらいには覚えられたため、タイ人と関りを持ちたい方にはニュージーランドへの留学をおすすめします。 タイ人の友人から貰った21バーツ(NZドルで1ドル、日本円で90円ほど)
- テロ対策展示会に行ってきました
顧問先企業様にご招待頂き、弊所職員3名でテロ対策特殊装備展(SEECAT)に行ってきました。今回は始めて参加した新人職員のKに感想を聞きました。 今回の展示会について、なにか面白かった特徴はありますか? まず初めに、会場に到着してから迷彩服を着ている自衛官の方をたくさん見かけました。駐屯地の近くでもない場所で、迷彩服を着ている方に出会うことはめったにないので、とても驚きました。 また、スーツを着ている来場者の方でも、「自衛隊」や「海上保安庁」等と書かれたパスカードを首から下げている場合が多かったので、特殊な展示会だと実感しました。もちろん、出典者側での自衛隊等の機関の参加も多かったです。 左:陸上自衛隊 第102特殊武器防護隊の最新型の除染車両 右:法務省 矯正局 特別機動警備隊の人員輸送車 (右の部隊は新しいためか、弊所代表が同隊の存在を知っていたことに、隊員の方が驚かれていました。) 日本で唯一のテロ対策特殊装備展ですが、他の展示会とひと味違うところは? 入場ゲートでは空港のように厳しい保安検査があり、手荷物の中身を確認されたり、衣服の上から金属探知機で確認されたり、身分証などを呈示して本人確認が行われたり、そもそも事前に厳しい入場審査があったりと、気軽に参加できない展示会でした。 また、会場内もブース毎に軍艦のソナーや、銃部品、核シェルター、アンチドローンシステムなどが展示されていて、全体的に緊張感のある展示会でした。 いくつかのブースを見て回りましたが特に何が印象に残りましたか? 財務省のブースで聞いた、財務省関税局監視課の方からのお話が一番印象に残りました。船上で武器を積んでいないか探す場面では、船がどれだけ散らかっていようと、コーヒー缶に隠された拳銃まで、執念で見つけ出す姿勢に感銘を受けました。 税関に押収された爆薬等の例 展示物としては、ドローンを捕まえるためのアンチドローンシステムに驚きました。網を射出して敵性のドローンを物理的に絡め取る方法、通信妨害を利用して操縦を困難にしたり、誘導を不正確にしたり、基地に返す方法、そしてハッキングのようにドローンの操作権を乗っ取る方法など、状況に応じた多様な方法があることを知れました。 あとは、弊所のクライアント様や顧問先企業様が複数社出展されていて、弊所代表が顧問先企業様のブースに立ち寄ると、「あ、先生!」と先方もすぐに気づかれて、たくさんお話をされていました。私はまだ新人で勉強中なので、軍事的知識・技術的知識が全然足りず、あまり会話についていけなかったですが、弊所代表がその場で急に受けた依頼を快諾して感謝されていたり、技術者の方と難しい話を楽しげにしている姿を見て、すごいなあ、自分もたくさん勉強しないとなあと思いました。あと、普段は仲良くしていただいている顧問先企業の方が、色々な防衛装備品を展示していて、顧問先の方も、そして弊所も、安全保障に資する大事な仕事をしているんだなと改めて実感して、身が引き締まる思いでした。 弊所としてそういう展示会に参加するのはどうしてでしょうか? 大澤代表「これは私から回答します。いろいろな理由がありますが、大きな理由としては今言われたように、現場で実際に顧問先企業様の製品や営業活動を拝見して、企業理解に努めることです。そのために、顧問先企業様から展示会の招待状を頂くことが多いです。 今回の招待状 また、その場で先方から『そういえば、今は資料だけお披露目してるこれを、これから本格的に作っていこうと思っているんですけれど、関係する法規制の説明会を社内でやってもらえませんか?』などと突発的にご依頼を頂くことがあります。Web会議が多くなった昨今ですが、こういう場での対面交流はお互いに良い刺激になるので、大事にしたいものですね」 基調講演やセミナーはどうでしたか? イスラエル大使館による最新テロ対策ソリューションのセミナーや、原子力発電所を有する電力会社の社長による核セキュリティと信頼性確認の重要性についての対談など、他では聞けない様々なテーマでの講演がありました。内容については話せませんが(※ 上記説明も、公式に公表されている範囲内の情報です)、大変勉強になるお話が多かったです。
- 職員のアラビア語学習事情
弊所では、英語のみならず、ロシア語、中国語、韓国語、アラビア語などの外国語学習を奨励しており、一定の水準を満たした職員は教育手当支給対象となります。 また、職員の教育目的での外部機関への派遣も行っておりますので、今回はサウジアラビア大使館とも関係の深い、日本サウディアラビア協会へ派遣され、アラビア語を学習している弊所職員のKさんにインタビュー(質問攻め)を行いました。 水澤「アラビア語の知識がないため文字が絵のようにしか見えないのですが、どのような形で成り立っているのですか?アルファベットに近いのか、ローマ字に近いのか…。例えばハングル文字はローマ字のように組み合わせるため、パターンを覚えてしまえばすぐに読めるようになりますが、アラビア語ではその辺はどうなのか知りたいです」 K「私はローマ字とは違うように感じます。アラビア語は基本的に28字のアルファベットから成り立っていて、母音のアルファベットに子音記号などをつけて発音を判断します。 アルファベットごとで独立していれば読みやすいのですが、基本的に後ろにつながる文字は、ほとんどの場合、独立形の文字の1/3から1/2のみ書きます。 また、子音記号などは日本語でいう漢字のフリガナのようなものなので、新聞などにはついていないそうです。 これが、アラビア語が線でできた絵のようにみえる理由かもしれません」 大沢「文字の一部だけ書いて次の文字に続けちゃうのはびっくりですよね。説明が難しいけれど」 水澤「どんな人が勉強しに来てるんですか? K「私が受講している講座では、色々な方をお見かけします。男女比は若干女性の方が多いような気がします。年齢層は様々ですが、若い世代の人は少ないような気がします。また全体的に、中東地域やイスラム教などに興味をもって取り組んでいる方が多いように思います」 水澤「アラビア語の勉強を始めた動機は?」 大沢「職務命令です。発令理由はしばらくの間、所外秘なのでコラムに書けません」 水澤「特別な業務なんだろうなと察しました…。アラビア語はどこの国でよく使われるのですか?」 K「アラビア語はアラブ首長国連邦をはじめチュニジア、エジプト、シリア、クエートなどのアフリカ・中東地域等で使われています」 水澤「結構色んな国で使われているんですね!発音は難しいですか?」 K「発音は難しいです。鼻、口、のどの真ん中、のどの下などから発します。日本語にも英語にもない音があるのでいままで勉強のしたことのない音を聞いて使うのは難しいです。英語の勉強をしているとRとLの発音やBとVの発音が難しく感じますが、アラビア語はSiinとShiin(スィーンとシーン)Daadとtaa(ダァードと、トの口でター)の発音が特に難しく思います」 水澤「初心者でも使えるアラビア語の単語はありますか?例えば、キレイは英語でビューティフル、韓国語でイェップダ、タイ語でソアイとか」 K「シュクランはアラビア語で『感謝』の意味を持ち、ありがとうのニュアンスで使われます。簡単で覚えやすく、最初に覚えられました!」 水澤「勉強方法は?デュオリンゴとかにあるんですか?」 K「講座の前後で授業資料に目を通しますが、アラビア語講座の先生がおすすめする子供用アルファベットの動画を聞いて勉強することもあります。単語などを覚えるときは講義資料を使うことがほとんどです。また、語学アプリのDuolingoでもアラビア語に触れることができ、実際に私も使っています。」 大沢「デュオリンゴあるんだ…謎の驚きがあります」 水澤「アラビア語は英語と比べてどれくらい難しいですか?」 K「アラビア語は美しい音をもつ言語ですが、発音が難しく、文字の表記も独特です。また、ディズニーシーのアラビアンコーストを歩き、キャストさんに挨拶される時以外でアラビア語を聞くことはほとんどありません。このように、慣れないアルファベットから慣れない単語と難しい発音を習得することがアラビア語学習の大変なところだと思います」 水澤「右から書くのってどんな感じ?」 K「右から書くことは意外にもすぐに慣れていきました!」 水澤「アラビア語を喋れるようになったらどこ行きたいですか?なにしたいですか?」 K「中東へ旅行し、紅海でダイビングをしてみたいです」 大沢「例えばモロッコではダリジャ(アラビア語のモロッコ方言。フランス語が混ざったような方言らしいです)が話されたりとか、アラビア語は方言の違いが大きいと聞いたけど、どういう方言で習うんですか?標準語とかがあるの?」 K「たしかに、アラビア語は地域ごとで細かく方言が異なりますが、初心者向けのアラビア語講座では正則アラビア語を習っています。理由としては、各地域の方言は正則アラビア語から崩れた場合が多いからだそうです。それだけでなく、外国人が特定の地域の方言を使う様子は、現地の人からみると不思議に思われることもあるからだそうです」 大沢「なるほどねえ。アラブのIBM※とか、そういうメンタリティも勉強できますか?」 ※ 「インシャラー/神の思し召しのまま」、「ブクラ/明日(やります)」、「マーレッシュ/仕方ない、気にするな」の頭文字 K「はい。また、アラビア語はイスラム教と切り離せない部分もあるので、講義中に先生からイスラム教の文化などの話もお伺いできています」 大沢「ドイツ語では同じ単語でも主語として使うときと目的語として使うときで冠詞が変化するけれど、アラビア語では名詞自体が変化するらしいですね?」 K「まだ詳しくは習っていませんが、挨拶や短い会話文では名詞自体が変化していることが分かります」 大沢「好きなアラビア語はありますか?私は『アッサラームアライクム(あなた方の上に平和を)』という挨拶が好きです」 K「私も『アッサラーム アライクム』という挨拶が好きです。誰かの平安を願う挨拶を日常的に使う場面は少ないので、とても素敵な挨拶だと思います。なので私も「ワ アライクムッサラーム」と返事をしたいと思います。ただ、もう少し長い挨拶になることもあり、返答するときは同じくらいの長さで返すことが礼節であるそうです。そういうときの返事は「ワ アライクムッサラーム ワ ラハマトッラーヒ ワ バラカートゥフ」になるそうです。 Kさんが見学した日本最大のモスク、東京ジャーミイ
- 若手職員交流会
就活生向けのコラム記事で恐縮です。入職1ヶ月の新人や、入職5年のやや中堅など、若手の職員で集まり山梨で1泊2日の若手職員交流会を実施しました。 緊張感と重責のある日々の業務から一時的に離れてゆっくり保養できました。 普段のコラムより写真多めでご紹介します。 左:弊所拠点に集合して、現地まで役員車で仲良く移動します。 中:車の奥に見えている2棟を貸し切っています。 右:温水プール、サウナ、屋外ジャグジー付きでした。 到着したら、まずは山一ハガネ様のこだわりの焚き火台、HITAKIで炭をおこして、焼き牡蠣とお酒で軽く一杯。 左:山一ハガネ様のロゴ 中:メイガスのロゴ(特別に刻印してくれました!かっこいい!) 右:とても堅牢な造りなので、大きくて重い牡蠣をいくつ乗せてもびくともしません HITAKIの紹介はこちら https://yamaichi-hagane.jp/businesscontent/ownproducts/ バドミントンなどの軽い運動をしたらいよいよメインの料理です。運転は車好きな職員が頑張ってくれたので、料理は私(大沢)が頑張ります。 左:ビア缶チキン 中:金目鯛のアクアパッツァと、シャインマスカットとブラータとジャンボンセックの取り合わせ 右:タラバガニと、活ロブスターと、牡蠣の蒸し焼き 海藻バターを添えて お腹いっぱいになったら食後のお楽しみに、ナイトプールに入って浮き輪でプカプカ浮いたり、温水ジャグジーで温まってる人に向けて冷たい水を装填した水鉄砲を撃ったり(ひどい!)、ビリヤード、ダーツ、カラオケで遊んだり、思い思いの過ごし方で楽しみます。 当時は秋めいてきた時期で、夜は少し涼しくなりはじめていましたが、温かいプールに入れて、プールを出てもサウナやジャグジーで暖まれるので、凍えずにみんなで今年最後のプールを楽しめました。 寝る前はティータイムです。喫茶店で働いていた職員が紅茶をいれてくれたのですが、ちゃんと淹れてもらった紅茶ってなんでこんなに美味しいのでしょう。いつも感激します。 左&中:暖炉でスモアを焼くのは楽しい 右:とても長いエクレアを食べるのも楽しい 1泊2日の間、ずっと職員同士で仲良くおしゃべりして、美味しいものを食べて、みんなで遊ぶというのは、ここ数年程ずっと忙しい弊所にとってはとても貴重な時間でした。 ベテランの職員に比べると、まだ家庭を持たない若手職員は、家庭や私生活より仕事が人生の大きなウエイトを占めやすいと考えています(それを望むと望まざるとにかかわらず)。 だからこそ、私は今後も若手職員にとって特に重要な、人生の一部を過ごす職場環境が楽しく明るいものであってほしいと考えています。 また、所内の人間関係が信用と信頼で成り立ち、職員同士が仲良く過ごすことで、「部下思いで、気軽に相談しやすい上司」や、「主体的に行動できて、トラブルはすぐ報告できる部下」になりやすいと考えています。人間関係がギスギスして皆が不仲な組織では、余程の人格者でないと、なかなか理想的な上司・部下として振る舞うのは難しいと思います。そのため、今後も職員同士が安心して働けるように、このような所内交流の機会を設けていく予定です。 クライアントの皆様にはご迷惑をおかけしないように致しますが、「人」が強みである弊所としては、強い組織作りが安定したサービスの提供に繋がりますので、温かい目で見守って頂ければ幸いです。
- 無人航空機の労働安全を勉強してきました
タイトルのとおりですが、弊所の顧問先企業様・クライアント様には複数の無人航空機メーカーがいらっしゃるため、無人航空機の労働安全に関するワークショップ型の研修に参加してきました。 乱暴にまとめると、ドローンのオペレーターや周囲の人が、飛行中のドローンの羽根に衝突して危険な目にあわないように、リスクアセスメント等を行う研修です。主催は長岡技術科学大学システム安全系の木村研究室です。 木村研究室による市販ドローンを用いたプロペラの衝突実験 左:プロペラで手首が切断された衝突実験用インパクタ(人体ダミー) 右:破損した実物のプロペラや保護具 ※ 本研修は撮影・録音禁止でしたが、別の機会に木村教授より許可を得て撮影させて頂きました。 木村教授は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト(Realization of Advanced Air Mobility Project:ReAMoプロジェクト)」の委託を受け、無人航空機の「機体/運航/整備等のガイドラインの整備」事業を行っていらっしゃいます。 以前、弊所代表と私が木村教授にご挨拶させて頂いたことをきっかけに、今回の研修に参加させて頂くこととなりました。 今回の研修は丸一日かけて行われ、労働安全衛生法の求める労働安全をドローン運航業務で実施・指導する上で必要な基礎的知識を理解する事を目的とする内容でした。 具体的には、福島ロボットテストフィールドでのドローン実証試験飛行を例に、JIS B9700の示すリスクアセスメントと、代表的な技術的・管理的リスク低減方策を中心としたドローンの労働安全の課題をケーススタディとして検討し、グループワーク形式でのリスクアセスメント(機械類の制限の決定、危険源の同定と危険事象、リスク見積もりとリスク評価)の実施や、リスク低減方策の考案を行いました。 本研修には民間企業の方もいらっしゃいましたが、法務省矯正局の刑務官、東京消防庁の職員、NEDOの研究者、法政大学の先生など、様々な方々が参加されていました。 産学官の方々とグループワークに取り組み、共に作業できたことは大変貴重な機会で、良い刺激を受けられました。 一番おもしろかったのは、拘置所勤務の刑務官の方が、「(こういう研修でもないと)あんまり塀の外に出る機会がないんでね!」と冗談をいってらっしゃったことです。 (ご参考)弊所が提供している航空・宇宙に関する法務サービスの紹介ページはこちら https://www.magus-legal.com/aerospace/
- 職員の休日の過ごし方①
今回はメイガス国際法務事務所のリクルート用のコラムとして、職員の大沢と谷垣の2名に、休日の過ごし方や趣味などを聞きました。 職員「まず、谷垣先生はお休みの日はどのように過ごしていますか?」 谷垣「魚釣りとか、お魚を捌いたりが好きです。冬は雪国を運転するのも好きです」 職員「谷垣先生は運転好きですもんね~。雪道運転の面白さってなんですか?」 参考コラム:メイガスの運転業務とは? 谷垣「滑るスリル!」 大沢「やばいなあ(笑)うまくコントロールできるのが気持ち良いの?」 谷垣「できたら気持ちいいですね~!」 大沢「できなかったら?」 谷垣「ぶつかりますね~(笑)ぶつかったことはないですけどね!」 大沢「雪道運転を自主練してくれてるおかげで、大雪の兵庫県北部に送迎してもらったときも安心して乗れました」 雪まみれになった業務車のボルボ 雪まみれになった業務車のレガシィ 職員「お魚の方の趣味は知ってます。よく事務所でパーティのときとかも捌いてくれますよね!」 谷垣「最近、ビートメイカーやDJなど、音楽関係の方が弊所の教育本部に来られた際に、会議後に接遇業務として、パーティー形式で新鮮な丸魚を捌いてお刺身にしたり、天ぷらにしてお出したりしたのですが、とても喜んでもらえました」 参考コラム:メイガスの接遇業務とは? 大沢「あれはめちゃくちゃ美味しかったね!お客様が好奇心旺盛な方だったので、鯛や鮪みたいなメジャーなお魚じゃなくて、ブダイとかアカイサキとかをご用意したのも喜んでもらえました。初めての魚でも上手に捌いてくれてカッコいいです」 谷垣「こっちも天ぷら屋さんごっこみたいで楽しかったです!(笑)」 大沢「次はお寿司屋さんごっこも期待してます(笑)」 初めて捌くアカイサキやブダイも、綺麗に卸してくれました 職員「今回は鮮魚店で購入しましたけど、休日は釣るところから自分でやってるんですよね。どんなお魚を釣るんですか?」 谷垣「太刀魚、アオリイカ、ケンサキイカとかを狙って釣ってますけど、サビキもよくやります。他の釣り人と違って、できるだけ手軽に釣りたいという気持ちが強いので」 京都の伊根で釣った高級魚キジハタ 職員「エビとかは釣れないんですか?」 谷垣「釣ったことないですね~」 大沢「いや、5年くらい前に一緒にベトナムでエビ釣ったでしょ?」 谷垣「ああ!そうですね!(笑)」 職員「ベトナムでエビ釣り!?」 大沢「釣り堀だけどね。一緒に休みの日にベトナムのエビ釣り堀にいって、オニテナガエビを釣って、その場で料理してもらって食べたんですよ」 谷垣「店員さん誰も英語通じなかったですね~。外国人が来る場所じゃないからmenuもcokeもdrinkもwaterも、一切通じなかったですもんね。ベトナム語の指さし会話帳に助けられました」 左:釣れたオニテナガエビ。手だけ青い。 中上:釣り堀。かなり濁っているが汚くはない。臭くもない。 右上:エビの生け簀。ここから釣り堀にエビが補給されていく。 中下:エビ料理。釣ったエビは簡単に料理方法を指定できる。 右下:釣り堀のレストラン。ここで食べてもいいし、持ち帰ってもいい。 職員「オニテナガエビって美味しいんですか?」 大沢「大きくて食べごたえがあって美味しいよ!東南アジアではよく食べるんです。実は前にタイに行ったときに、川で釣りしてる人に何が釣れるの?って声をかけて、釣りに混ぜてもらったことがあったんですけど、そのときに釣ってたのがオニテナガエビで。釣れたやつを炭火で焼いて、一緒に食べさせてもらいました」 職員「では、大沢先生は休日はどうですか?」 大沢「私は料理ですかね~。時間が取れたら、美術館とかコンサートに行くのが好きです」 職員「たまに事務所ランチとして料理を作って下さいますよね!お店かな?ってくらい美味しくてびっくりしました!」 谷垣「鯛出汁ラーメンが旨かった!あと、金目鯛のココナッツミルク煮!実はココナッツミルクのスープって苦手だったんですけど、あれはめちゃ美味しかったです!」 左:スワイガニのシンガポールチリクラブヌードル 中:ホタテと赤海老のマディラワインマリネ 右:パルミジャーノ・レッジャーノとジャンボン・セックと小エビのジェノベーゼパスタ 左:サーモンのムニエル レモンクリームソース 中:ガイトード(タイ風唐揚げ)と生春巻き、グリーンチリソース 右:パプリカの肉詰め 職員「料理ってめんどくさくないですか?」 大沢「家事として毎日手間ひまかけてやらないといけないなら面倒くさくなっちゃうかも知れませんが、私は趣味として時間があるときにやるだけなので、楽しめています。趣味だからこそ、こだわると楽しいんです。例えばパプリカの肉詰めも、詰める肉を半分だけ先に焼いてカリカリのクリスピーにした上で、改めて混ぜて焼いたら食感にアクセントが生まれて飽きずに食べられるなとか、食べるときに肉がピーマンから外れないように切り方を変えてみようかなとか、考えたり工夫すること自体が楽しいですね」 左:お肉を半分だけ先に焼いてクリスピーな食感を混ぜる 中:種をあまりとりきらずにパプリカを横に切って肉を詰め、肉の面から焼き固めて蓋をする 右:あとは蒸し焼きで中まで火を通せば、肉とパプリカが分離しにくい 大沢「あと、接遇業務でも役に立ちますから、実用も兼ねた良い趣味だなと思っています」 職員「ではもう1つの趣味の方の、音楽鑑賞とか美術鑑賞についてですが、自衛隊のコンサートとか、バレエ観劇とかしてますよね」 大沢「観劇・鑑賞中は仕事も何も考えずに、別の世界に没頭できるのがいいんです」 職員「そう言えば、自衛隊の音楽隊もそうですけど、世界には何で軍楽隊があるんでしょう?」 大沢「よく言われる軍楽隊の任務は、部隊の士気高揚とか、国家式典での荘厳さの演出とか、災害時の慰問とかですね」 職員「でも、それなら正規の軍人じゃなくて軍属とか、あるいは民間への委託とかでも良い気もするんですが・・・」 大沢「例えばですね、今まであまり自国と軍事的交流のなかった他国とか、あるいはNATOみたいな機構と自国が、今後はもっと交流していこうとなったとき、いきなり自国の戦闘機部隊や戦車部隊を派遣したら、周辺国が過度に警戒して、エスカレーションに繋がりかねない状況もありえるわけです。あるいはそれぞれの国での国内世論に悪影響や衝撃を与えてしまったりしても宜しくない。ですから、戦車隊や戦闘飛行隊ではなく、まずは先方のセレモニーに音楽隊/軍楽隊を送る、という穏和な方法から始めることも選択肢の一つとして考えられるわけです。※」 ※ 我が国を含む特定の国の軍楽隊/音楽隊の運用を想定しているものではなく、一般論として説明しています。 職員「なるほど、そういう戦略的コミュニケーションとしての意味を考えると、確かに民間委託では意味がなくなってしまいますね」 大沢「まあ、音楽鑑賞の場ではそんなことは考えずに、ただ演奏を楽しむ方が良いと思いますよ!」 大沢と職員Nが訪問させて頂いた航空自衛隊 航空中央音楽隊の庁舎と専用の練習ホール 職員「音楽隊の施設に訪問されたこともあるんですか!」 大沢「基地にお伺いする機会があって、その際にお邪魔できました。副隊長の方が音楽隊ならではのお話をご説明下さいまして、普段の努力や自衛隊の音楽隊ならではの苦労話など、色々とお伺いできました。」 職員「自衛官といっても音楽隊の方は温和そうなイメージがありますけど、どうですか?」 大沢「確かに、音楽隊は民間人でも話しやすい人が多いかもしれません。隊員の方が、『せっかく航空自衛隊に入ったのに、長距離移動でも飛行機じゃなくバスばっかり…』とぼやいていたり、『楽器は屋外用と屋内用と予備用の3つが官品で配られますけど、こだわりがあるので、普段は自腹で買った私物の楽器を使ってます。でも海外の空港では楽器も投げられたりするので、海外で演奏するときは絶対官品の楽器をもっていきます!』などと話してくれたのが面白かったです(笑)」 職員「美術鑑賞の方の趣味はどんな感じですか?経営者の方ってたくさん美術品を買うイメージがあります」 大沢「それは儲かってる会社が節税とかで…。うちの事務所には縁のない話ですな!」 職員「見る専ですね!」 大沢「何も買えないしね!というか美術館は絵を買う場所じゃないからね(笑) でも顧問先企業様とか、クライアント様のカウンターパートの方との雑談で美術の話になることもたまにあるので、やっぱり見ておくに越したことはないと思います。さっき話した航空自衛隊の航空中央音楽隊は府中基地にある部隊なんですけど、そのときも『隣の府中市美術館で今ミュシャ展をやってますけど見ましたか』とか雑談で聞かれたりするんですよね。」 職員「あ~、美術の教養がないとドキッとするやつ!今度、所内教育の美学とか美術品鑑賞の科目を受講します(笑)」 大沢「それも大事ですけど、話を合わせるためとか、作品を深く鑑賞するためだけじゃなくて、普通に好みの絵を探しに行く、くらいの気持ちで気楽に美術館に行くのもおすすめです。無知な状態で美術品を見て得る感想は、鑑賞法を勉強する前にしか得られない感想かもしれませんからね」 職員「射撃は趣味じゃなかったんですか?」 大沢「あ~、面白いけどリラックスできないから思いつかなかった」 皆さん趣味が多様で、お互いの趣味に誘い合ったりしてて、楽しい関係だなと改めて実感しました! 魚釣り、料理、芸術鑑賞・観劇、運転、射撃など、文化的なものからアウトドア寄りのものまで、色々と新しい趣味が増えそうです。 また今度、他の職員にも趣味や休日の過ごし方をインタビューしてみようと思います。
- 法務事務所でのITのお仕事
弊所では、部内で利用するためのアプリ開発や、業務システムからGPT-4等のAIモデルを呼び出すためのAPI開発、スクレイピング機能の実装、部内データベースの構築運用などを自社のみで(外部委託なしで)実施しています。 今回は、弊所のIT系のお仕事にはどのようなものがあるのか、所長に聞いてきました。 職員「所内のIT関係のお仕事は、2人だけで担当されているんですか?」 所長「通常のIT法務はほぼ全員が対応できないといけませんが、高度なIT法務の相談や、純粋にIT関係の業務は、私とITエンジニア出身の職員Kの2名が担当しています」 職員「お二人はIT系に強いんですね」 所長「私は実は元々IT系で、法律業になる前、今みたいにディープラーニングモデルのAIが流行るより前ですが、遺伝的アルゴリズムなどを研究していたんです。大学で教えたりしていて、職業エンジニアになったことはないんですけれど。根っこはIT系ですね。最近でも非常勤講師として、日本工学院の高度専門士課程(※)でAI特別ゼミを担当したり、C++プログラミング授業の上級コースを担当しました。あとは資格予備校の非常勤講師として、情報処理技術者試験の講師をやることもありますね」 ※ 高度専門士とは文部科学省が認定した4年制の専門学校を卒業した者に授与される学位(称号)で、学士(大卒)と同じく大学院の受験資格が認められる。 大学で初学者向けのネットワーク解析(パケットキャプチャ)の実習授業を行う所長 職員「Kさんの方はどういったIT系のバックグラウンドがあるんですか?」 所長「職員Kは、情報学科出身のバックエンドエンジニアで、特許庁でシステム開発を担当したり、様々な AI リーガルテックサービスの設計・開発・実装を担当していました。使用言語は Python、C++、Java 等です。元々は私がKに、離散数学から、自然言語処理のためのマルコフ連鎖モデルまで色々と教えていたんですが、今ではすっかり追い抜かされて、もう私が足元にも及ばない立派なエンジニアになってくれました」 職員「所長とKさんは結構長い付き合いなんですね!」 所長「そうですねえ、もう10年以上になるのかな」 職員「所内では所長やKさんが作られた、様々なシステムが日々の業務を助けてくれますけれど、EAR早見システム(※)なんかは、一体どういう風に作るのですか?なんだか、英語とか数字とかが羅列されたようなコードを打ち込んで作るんですか?」 ※ EAR早見システムは、弊所で自社開発し、所内で利用している米国輸出管理規則の対応を支援する独自システム。SlackやTeamsなどの社内チャットから、APIで呼び出したAIモデルに対して話しかけ、輸出したい貨物の仕向先の国・地域と、輸出したい貨物のECCNナンバーを入力すれば(入力例:中国向けの2B006)、用意されたテーブルと照らし合わせ、規制理由等を考慮しながら輸出規制の対象となるか否かを回答してくれるもの(回答例:当該貨物を中国に輸出する場合、核不拡散と国家安全保障の観点から、事前に米国商務省産業安全保障局の許可が必要です)。 AIモデルを利用しているが、判断プロセスはハードロジック。入力された仕向地をファジーに解釈できるところにAIのメリットがある(つまり、中国向け、中華人民共和国宛、to PRC、Mainland Chinaなど、どのような記載方法でも理解してくれる)。100カ国以上の国名を羅列してプルダウンメニューから選ぶのは億劫なので自由入力とAIを用いたインターフェースが採用された。カントリーチャートの更新等はスクレイピングで情報を拾ってくる。 EAR早見システムの動作画面 所長「そうそう。EAR早見システムの実際のコードの一部をお見せしましょう。セキュリティの関係上、最新のものではありませんが」 自社開発の『EAR早見システム』のコードの一部。Pythonで開発された。 職員「このシステム、本当に便利ですよね!売らないんですか?」 所長「保守責任とか負いたくないので!でも、顧問先企業様でもこちらのシステムをそのまま移植して使用したいと仰って頂いているところもあります。そちらは、コードをすべて開示して、先方の情シスの承認を得た後に、本格的に移行とトレーニングを始める予定です。そういうご要望は実際、とても多いです」 職員「オーダーメイドで開発してほしいっていう相談はないですか?」 所長「ありますが、既存の他社製品を紹介しています。我々の能力を信頼して頂けるのはとても嬉しいですが、ベンダーじゃないですからできることに限界もあれば、組織としての得意不得意もありますから。あとは、自社開発を支援するために、先方の情シスの方に法規制を説明したり、どのようなテーブルを用意して主キーは何にすべき、更新情報はどのサイトからスクレイピングするべきとか、実務的なアドバイスを行うことはあります」 職員「本当に法務の枠を超えてIT系のお仕事をされてますね…。IT系の知識があると、やっぱりIT系企業の方から信頼してもらいやすいですか?」 所長「弊所の顧問先企業様には、ITディストリビューター、セキュリティベンダー、OS/RTOSベンダー、脆弱性診断・ペネトレーションテスト会社、システム開発会社、通信会社など、IT業界の会社様が多くいらっしゃいますので、やはり共通する前提知識を持っているとなると、クライアント様も安心して相談して頂けるのかなと思うことはあります。そういえば、IT専門商社の方から、『うちの営業よりうちの製品に詳しい…』と言われたときはなんだか面白かったですね(笑)」 職員「IT以外でもたまに言って頂けますよね(笑) IT系の企業様からはどういうご相談を頂くことが多いですか?」 所長「暗号の輸出規制に関する相談が一番多いですね。二番目は、SaaSやPaaS等を利用したソフトウェアの利用に関する外為法対応でしょうか」 職員「どちらもIT系の素養がないと、法律の知識だけでは対応が難しそうに聞こえますね」 所長「そうですね。我々はプロのITエンジニアを目指す必要はありませんが、開発したアプリがAPIで暗号ミドルウェアを呼び出して、ミドルウェアがSPIで暗号化サービスプロバイダを参照する場合に、どこまでが輸出規制で検討しないといけないのか相談されても、『APIってなに?ミドルウェアってなに?』という状態では危ないですから、最低限のリテラシーは必要になりますね」 職員「そうはいっても暗号は難しくて…(笑)」 所長「わかる(笑) 楕円曲線Diffie–Hellman暗号 ※とか、量子ストリーム暗号 ※とか、『もう勘弁してくれ!』って思ってます(笑)」 ※参考となるWikipediaや海上自衛隊幹部学校の論文のリンクを本文に貼っておきましたのでご興味のある方は是非。ややこしくて頭が割れそうになります。 職員「外為法以外の他の法令についてIT系の相談をされることはありますか?個人情報保護法とか、プライバシー関係の法律は聞かれるイメージがあります」 所長「個人情報保護法とか、GDPRとか、そういったプライバシー関係の法律もたまに相談されることがありますが、そちらは専門にしていらっしゃる弁護士の先生が多いので、そちらをご紹介することが多いです。逆に、電気通信事業法や電波法なんかは、BIG4の弁護士の先生から紹介を頂くこともあります」 職員「弊所が思ったよりITに強いんだなということを知れました!」 所長「まあ、これからじっくり所内教育を受けて、みんなで強くなっていかないといけないんですけどね!」 職員「がんばります😭」
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