経済安全保障対策会議・展示会に出展しました
- 大沢
- 10月11日
- 読了時間: 3分
お世話になっております。行政書士法人メイガス国際法務事務所の大澤です。先日、池袋サンシャインシティで開催された経済安保の展示会、ECONOSEC(経済安全保障対策会議・展示会)に出展しました。
今回は時事通信社の方々が来所されお誘いを頂いたために出展することとなりましたが、弊所はこれまで展示会等に出展したことはなかったため、慣れないことばかりでバタバタとしてしまいました。それでも大勢の来場者の方にお立ち寄り頂き、大変感謝しております。
当日はポスター発表と口頭発表(講演)を行いました。
ポスター発表のテーマは、「海洋機器の該非判定ミス事例の原因分析と対策法の検討」でした。口頭発表のテーマは、「海洋安全保障の許認可」でした。
ポスター発表は研究機関の方に、口頭発表は官の方に、たくさんお越し頂けました。

口頭発表においては、MDA構想に関係する許認可を中心に、我が国の海洋安全保障に関する許認可制度の手落ち箇所や、他国における許認可制度をご紹介しました。例えば、近隣諸国においては外国企業による海洋調査・水路測量をそもそも認めていなかったり、一部制限している国がほとんどです。また、調査結果を軍当局が確認して承認しないと調査結果を利用・公開できないとしている近隣国もあります。
それに対して、我が国の港則法や水路業務法ではそのような規制はありません。詳細は省略しますが、背信的悪意者や外国企業が日本のEEZ・CZ・TS内で、ROV等を用いて自由に海洋調査・水路測量をできてしまいます。
口頭発表では、安全保障を所管する様々な省庁の方々に、このような現状と今後の見通しについて弊所から海洋分野の許認可という切り口で説明させて頂きました。
職員「はじめての展示会(出展側)ですが、緊張しませんでした?」
大沢「緊張はあまりしませんでしたが、「うちのブースなんて誰も来るわけないのに…」と勝手に落ち込んでいました。ですが、思いがけず仲良くさせて頂いている顧問先企業の方々が聴講に来てくださったり、これまでにお仕事をさせて頂いた研究機関の方々がブースに遊びにきてくださったり、とても暖かい気持ちになりました。」
職員「他にどういう企業様がでていらっしゃるのですか?」
大沢「ITベンダー、新聞社、コンサルファーム、金融機関、FAS、法律事務所など、様々ですがやはりプロファームの方の出展が目立ったように思います。弊所のクライアント様も何社も出展されていて、嬉しくて声をかけにいってしまいました。」
職員「あんまり営業をしない事務所なので、展示会出展は驚きました。」
大沢「弊所は営業を行わないという考えがありますので、ポスター発表においても口頭発表においても、弊所のサービス紹介ではなく、事例紹介や調査結果報告に努めました。あまり民間企業らしくない様子になってしまったのですが、学者・研究者の方々からは『学会発表みたいで良かった!』と大変好評を頂きました。
そういえば、私の『海洋安全保障の許認可』の講演で好ましくない抜け穴を指摘したとある法令の許認可制度について、まさにその許認可権限を行使していた官僚の方が来られていて、自己紹介をされてたまげました。学会発表あるあるですよね、その道の専門家が聴衆に混じってるドッキリイベント。心臓が弾け飛ぶかと思いました」


展示会は打ち上げがメインですよね














