台湾の軍事展示会を見学しました🔫
- 某職員
- 10月10日
- 読了時間: 3分
9月18日〜20日に台湾で開催された台北航空宇宙技術展/TADTE(Taipei Aerospace & Defense Technology Exhibition)に顧問先企業様が出展されていたため、弊所代表以下職員4名で見学参加させて頂きました。
Q まず、防衛産業の展示会を見学した感想を教えてください!
A 私が安全保障関係の展示会を見学させていただくのは今回で2回目のことでした。外国の展示会に参加すること自体が初めてだったので緊張感もありましたが、実はとてもワクワクを感じてもいました。
昨年は、本邦で開催されたSEECATに行ってきたのですが、その頃はメイガスに入りたてで、まだ何も分からない時期でしたので、今回のTADTEは、リベンジのような気持ちで見学してきました。
所内教育で学んだ武器や武器技術を様々な種類の実機を見学しながら、一斉に復習できる機会は多くありませんので、今回の見学は貴重な機会だったと思っています。
Q 軍事展示会って知らない企業とか製品ばかりで難しそうですし、緊張感もありそうですね。
A 今回の展示会は、軍事産業の中でも特に有名な企業様がたくさん出展されており、業界のことも製品のこともまだまだ勉強中の私は、上司に教えていただきながら見学しました。
国防を担う製品が並ぶ会場でしたので、緊張感もありましたが、出展企業ブースの中に顧問先企業様を見つけた時は、なんだか少しほっとする気持ちになりました。
Q TADTEでは何が印象に残りましたか?
A 昨年のSEECATでは初めて間近で見た様々なドローンに驚いたことを覚えています。ですがこの一年の間に、様々な顧問先のドローンの輸出入関係の許認可に携わり、昨年より無人航空機に見慣れた私は、今回のTADTEでドローンに対して昨年ほどの衝撃はなく、「これくらいのサイズだと航続距離はどれくらいかな」「ペイロード大きそうだな」等と考えるなど、冷静に見学することができ、自分の成長を感じられたようで嬉しかったです。
また、TADTEの台湾軍ブースでは、様々な実機が展示されており、戦車や弾道弾迎撃用のミサイルとそのランチャーやレーダーの大きさに衝撃を受けました。弊所では、通信学校や武器学校を訪問してレーダーやランチャーを見させていただく機会があったり、顧問先企業が製造・輸入する防衛装備品のランチャー等を拝見することがあるため、全く見慣れないわけではないのですが、それでも想像を超えた大きさに圧倒されました。

戦車好き職員の水澤の感想
「今回の展示会で見たM1戦車は、武器学校で見られた昔の八九式中戦車や現代の10式戦車と比べてめちゃくちゃ大きく感じました!」

また、今回の展示会では銃器メーカー様に小銃や機関銃を持たせてもらう事ができ、ずっしりとした重みを感じました。これは外国の展示会ならではの出来事で、印象に残る体験になりました。

Q 展示会で珍しい出来事はありましたか?
A 偶然なのですが、展示会では台湾の国防部長(日本でいうところの防衛大臣)をお見かけしました。まさか他国の国防大臣にあんなに接近することになるとは思いもしなかったので驚きました。






