台湾出張が楽しかった話
- 水澤
- 4 日前
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行政書士法人メイガス国際法務事務所の水澤です。
先日、台湾の台北市にて開催されたTADTEという展示会に参加してきました。世界中から防衛装備品を売りたい企業が出展しており、大変見応えがありました。
展示会の前後で少し時間があったので台北の街を観光してきました♪
ちなみに私は人生初の台湾だったのでとても楽しかったです
そこで、今回の出張に参加した職員的、印象に残っていることトップ3をご紹介します!
第3位 臭豆腐
豆腐を発酵させて作る中華料理として有名な臭豆腐ですが、街を歩いているとほとんど常にこの匂いを嗅いでいたと思います。
臭豆腐は発酵食品とのことで、農大で醸造を学んでいた私からすると、発酵の元となる微生物が気になるところなのです。ですが調べたところ「納豆菌、酪酸菌、乳酸菌、酵母、カビ、プロピオン酸菌など」という記載が多く、どうやら特定の菌でなければならないというわけではないようです。
菌が特定されていないということは、お店ごとに味も大きく異なりそうですが、街に漂う香りは常に同じように感じました。ちなみにどのような匂いかと申しますと、臭豆腐という字面からお察しいただければと存じます。
というわけで臭豆腐を食べてみました!

相当な臭いですが、弊所には未知なるものへの挑戦を恐れない職員が多数いるので、皆興味津々で、実際に食べた感想は様々でした。
加藤「私はお豆腐が大好きなので臭豆腐が食べられて嬉しかったです。匂いは独特だったのですが、見た目は普通の豆腐でしたので、正直なめてました。あんなに匂いが染みているものなのですね。(しみじみ)」
大沢「食べた人の口、しばらく臭かったですよね」
第2位 夜市の果物
台湾といえば夜市ということで、我々も行ってきました!屋台で軽食を買ってみたり、リニューアルオープンした士林夜市の地下街で夜ご飯を食べたり、服屋さんに入ってみたりしたのですが、

最も印象に残っているのはこちらのフルーツです。

こちらは「アテモヤ」という台湾のフルーツで、釈迦頭(シュガーアップル)とバンレイシ科のチェリモヤというフルーツを掛け合わせたものです。
初めてアテモヤを見た時、見た目がドリアンに似ているなーと思ったのですが匂いは全く異なりました。
アテモヤの味を表現すると、砂糖のジャリジャリしたカスタード風味のクリーミーなリンゴというような感じで、その濃厚さから「森のアイスクリーム」とも呼ばれているそうです。
見た目も恐竜の赤ちゃんみたいで可愛い。
あまりにも美味しかったので日本でも買えないか調べたところ、600gで約4000円とのことでした。台湾では1玉数百円程度だったので、びっくりするくらい価格に差がありますね…

第1位 台湾茶
今回の出張で、私的に超スーパーヒットだったのが台湾茶です!
弊所では普段から執務中に一息つく際、紅茶を嗜む習慣があり、紅茶好きなメンバーが揃っています。例えば私は紅茶屋さんで働いていたことがあったり、アイルランドに旅行した学生職員の方はお土産に現地の紅茶を買ってきてくださったり、また、弊所としてジョージスチュアートティーとのコラボ紅茶を作ったこともある程です。
ですが台湾茶は、私含め多くの職員が未経験だったので、弊所代表より「紅茶だけでなく台湾茶も分かってこそメイガスの職員である」との(よくわからない)達もあり、現地調査に繰り出すこととしました。


台湾茶とその他の飲料(紅茶や日本茶、コーヒーなど)で大きく違う点は、一杯分の茶葉で飲める量に差があるところだと思います。台湾茶では、一煎目は45秒蒸らし、二煎目は20秒、三煎目からは5秒ずつ蒸らす時間を長くし最大で7杯ほど飲むことができます。タイミングによって香りや味に大きく違いが出るのも特徴で、お茶を入れる回数が増えるごとに合うお茶請けも大きく異なります。

二煎目以降は茶葉が開き渋みが出やすくなるため蒸らし時間が少ないのですが、とはいえそこまで強い渋みが出るわけでもないので、あっさりとしたお茶請けが合います。例えば茶梅などです。梅のあっさりとした甘みが台湾茶の甘みを引き出し、合わせて食べることで本来のお茶の味よりもより美味しく感じました。
四煎目辺りで少し渋みが出始めた頃はチョコレートを合わせました。金木犀と烏龍茶のビターチョコレートにしたのですが、お茶の渋みによってチョコの甘さが引き出され、金木犀と烏龍茶の香りも楽しむことが出来ました。
六煎目ではパイナップルのドライフルーツを、七煎目ではパイナップルケーキを合わせ、お茶の渋みと共に甘いスイーツを楽しみました。
ちなみに、パイナップルケーキはお店で手作りした焼き立てのものが一番おいしかったです。温かくサクサクの生地と、甘く煮たパイナップルがよく合い、パイナップルケーキ単品で食べてもとても美味しかったです。

また、台湾のコンビニ「全家(Family Mart)」には茶葉入りの台湾茶がペットボトルで何種類も売っています。これがどの味も本当に美味しくて日本でも気軽に茶葉入り台湾茶が買えたらいいのにと何度も思いました。今回の出張中も、職員全員が毎日買って飲むほどお気に入りでした。

展示会の最終日には、台湾茶を取り扱うカフェにも行ってきました。こちらのカフェでは水出し台湾茶を飲むことができます。お茶の渋みは無く、美味しい部分だけを楽しめる夢のようなドリンクで、弊所代表も感動しておりました。ワイングラスに入れて飲むよう案内されたのですが、オシャレな上に鼻から抜ける香りも十分に感じられ、非常に豊かなひと時でした。
烏龍茶や茉莉花茶などの台湾茶を使ったケーキも頂きましたが、こちらも感動するほどおいしく、台湾茶の軽やかな風味をよく感じられるお味でした。

弊所にはソムリエ/ワインエキスパートの有資格者がいるのですが、カフェで飲んだドリンクから不思議な味がしたため、急遽、材料当てクイズが始まりました。私たち非ソムリエ職員は、「草っぽい味」「口の中で草原が駆け抜けていくような味」といったふわっとした回答しか出せなかったのですが、ソムリエはたった一口で材料にきゅうりが入っていること当てていたので驚きました。さすがです。

今回の出張でみんなすっかり台湾茶の虜になってしまったので、帰国後に神戸の中華街にて台湾茶道具一式を購入しました。今後の接遇業務で活かしていきたいです。



