*この記事は著者の体験談であり、歯列矯正の推奨/非推奨等の意図はありません。
現在進行形でワイヤーを使った歯列矯正をしているのですが、矯正を始めてから分かった具体的なしんどいポイントをレポートしていきます。
現在の状態
・上下表側矯正
・親知らず2本、永久歯4本抜歯済み
・装置装着から約半年経過
・アンカースクリュー使用(歯茎に刺すネジのようなもの)
実生活への影響
歯一本ずつにワイヤーを通すための足場となるブラケットが装着されており、そこにワイヤーを通したりゴムをかけたりしています。そのため歯と頬の内側の皮膚の間に異物が常に存在していることになるため食事がしにくくなります。
矯正中の食事で大変なことあるある
1. 咀嚼により装置と口内が連続的に擦れ、擦り傷や口内炎ができる
2. 調整日の直後は歯に物が触れただけで激痛のため咀嚼が不可能に
3. 噛めたとしても食べたものの三分の一くらいの量が装置に挟まる
4. 硬いものや粘着性の高いものは食べられない上に、ほとんど丸飲みするしかない
5. 痛みに気を使いながらの食事となるため、食事のスピードがゆっくりに
6. 前歯で噛み切る系のものが食べられない(パルム、カヌレ等は食べられなかった)
7. 食べ物が装置に挟まり見た目が悪くなるため、人と気軽にご飯に行きづらい
8. 毎食事後の歯磨きは必須
9. 噛み合わせの変化や一時的な悪化により頭痛等が頻発し体調を崩しやすい
スジの多い肉、繊維の多い野菜、パンはよく挟まるので特に食べづらいですね…
矯正者向け、外食時の対処法
・同席者に食事の際の困りごと(硬いものが食べられない、時間がかかる等)を事前に伝える
→ 装置を付け始めたばかりのころ、顧問先でとんかつのお弁当を用意していただいたのですが、装置が付いた状態での食事に慣れていなく恐る恐る食事をしていたため、完食までに時間がかかってしまったことがあります。顧問先の新人の外国人社員の方がお弁当を回収しに来てくださった際、食事が終わっていない私を見て、目を真ん丸にし、勉強中の日本語で「マダタベテル!?」と驚いていました。(指導役の方に「失礼でしょ!」と怒られていました。私のせいで申し訳ありません)。
私自身、自分が何が食べられて何が食べられないのかを把握していなかった上に、お弁当を用意してくださった顧問先の方に事前に事情をお伝えしていなかったので、この件以降気を付けるようにしています。
・食事後、歯磨きをする時間や場所がない場合
→ 全力で口をゆすぐ(5回くらい水でゆすげば大きな汚れはだいたい取り除けます。洗口液を持っていたらより良いです。)
さいごに
多くの歯列矯正はおおよそ1年~2年半で終わるといわれているため、私の残りの矯正期間は約2年と予想されます。前述のとおり硬い食べ物は食べられないため、残り2年間の所内での食事は柔らかくて高いお肉や、柔らかくて高いフカヒレをメインに上司にねだっていくこととします。
(※ 食事希望について承認せず。2年間お粥で頑張って下さい。 by 所長)
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